吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの裏話

吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの編集長、梅本がたまに裏話なんかを書くブログ。

Wind Band Pressってそもそも何をしようとしているのか?

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こんにちは!Wind Band Press編集長の梅本です。

(写真の人は僕ではありません、フリー素材です)

 

久しぶりのブログになってしまいましたが、

そろそろ書かねばなあと思うので書くことにしました。

 

これまでは記事の裏話的なことを多く書いて来たり、

気づいたことや思ったことをつらつらと書いてきましたが、

今回からはしばらく

「Wind Band Pressについて」

というそもそものところをお話していこうかと思います。

始めてからもうすぐ1年ですしね。

 

今回は、

Wind Band Pressってそもそも何をしようとしているのか

という点についてざっくりですがお話したいと思います。

 

媒体資料をご覧になっている方はもうご存知かと思いますが、

私は個人事業主(屋号はONSAです)で、

Wind Band Pressはいくつか手掛けている事業のうちの一つです。

 

以下、少し媒体資料から抜き出してみます。

まずONSAがやろうとしていることについてです。

ミッション:ONSAでは下記の課題について解決策・支援策を考え続けます。

クラシック音楽文化の領域において国境を取り除き世界中の距離を限りなく0に近づけるにはどうすればよいか?

・世界中のすべての人がクラシック音楽に親しむことが出来るようにするにはどうすればよいか?

・日本のクラシック音楽文化を広く世界に発信しこれを知らしめるにはどうすればよいか?

・世界中のクラシック音楽文化を日本に伝え日本のクラシック音楽文化向上に貢献するにはどうすればよいか?

クラシック音楽に対する偏見や誤解をなくし一般に広めようとしてる団体・個人の支援をどう行えばよいか?

クラシック音楽を生活に根差した身近な音楽として認知されるためにはどうすればよいか?

クラシック音楽団体や音楽ホールの存続を支援をどう行えばよいか?

クラシック音楽を生業とする者が、余裕を持った生活ができるようにするためにはどうすればよいか?

 

こんな感じです。

 

このミッションに沿った形で、そのうちのいくつかを遂行するための一つの事業として、Wind Band Pressは存在しています。

ここで再び媒体資料から抜き出します。(だいたい媒体資料に書いてあるのです)

次は、「Wind Band Pressが目指すもの」と題した項目です。

Wind Band PressはONSAのミッションの中から生まれたサービスの一つです。

日本国内の吹奏楽人口は100万人を超えると言われていますが、そういった愛好家の方はもちろんのこ と、幅広く一般に吹奏楽ブラスバンド、管楽器、打楽器やそれらを取り巻く環境の魅力を伝えることにより、昨今メジャーレーベルの参入やTVドラマ、アニメ、映画などメディアでの注目も増しているこの機会に、より一層の盛り上がりに貢献したいと考えています。

特に情報が入りづらい海外の情報については、国内の愛好家に新しい発見をもたらすと同時に、作曲家や演奏家、そして聴衆の文化水準の向上にも有益であると考えますし、多くの国内のプロフェッショナルの 演奏家・団体のコンサート・イベント情報などを取り上げることで、少しでも多くの愛好家や一般の方が高水準の生の演奏、音楽に触れられる機会を創出したいと考えています。

現在は国内向けのメディアしかありませんが、将来的には各国向けに調整された多くの「Wind Band Press」を展開し、各サイト間で情報を共有し、世界中の情報が行き交うような場を創出したいと考えています。

 

となっています。

以上が基本的な理念の部分になります。

とぼけた顔してババンバンって感じですが(これJASRAC大丈夫?)

基本的に真面目なんです。どうか分かってくださいどうか。

 

ちょっと難しく書くと上記のような感じなのですが、

ざっくり言えば

「国境とか関係なく盛り上がろうぜウェイ」

ってことになります。(相当ざっくりしました)

 

ではそんな中でどのように記事を作っているのか、ですが、

基本的にはこちらからこれまでメールなどを使って

2,000以上の国内外の企業・音楽大学・ホール・プロの楽団・プロのアンサンブル・個人(奏者や作曲家)の方などに「情報提供のお願い」をお送りしています(2017.6.2.現在)。

 

その中から、情報をご提供頂いた場合に、その情報を元に記事を作成しています。(サイトからご自由にどうぞ、という場合もあるのでそういう場合は毎日サイトチェッカーを使用して巡回しています)

後はご存知YouTubeですね。これは一般に開放されているのでまあええじゃろって感じでニュースっぽいのを選んで記事にしています。

(我々のチャンネルのは使用しないでください、という方がおられましたらご連絡下さい。)

ちなみにYouTubeの埋め込みについては、JASRACに3ヶ月ごとに埋め込んだ動画に使用されている楽曲を報告して、お金も払っています。

結構出費が痛いのですが、サイトとしてこういうコンテンツはあった方が良いだろうと判断して、継続しています。

このあたりの判断をするにあたってはペルソナとかそんなwebマーケティング上の手法を使って参考にしたりもしています。

 

とにかく、「まずはご協力を得る、または記事掲載の許諾を得る」というところから始まります。

なので、初めの「お願い」メールの返信がないとか、途中でやり取りが止まってしまったとか、そういう方々の情報は、他の情報提供者からのご提供がない限りは記事にしていません。

別に意地悪しているわけではなくて、先方の意思を尊重するということです。

意図的に情報を掲載する媒体を選別している場合もありますからね。

それについてこちらが「何で情報くれないんだコココココンニャロー」なんて食ってかかるもんではないし。

こちらとしては情報を提供したくなるようなメディア作りを心がけるのみです。

 

あとは、基本的にはイベント情報などでしたら吹奏楽を含め管打楽器関連のプロ奏者またはプロ奏者が関係しているアマチュアのイベントなどを掲載するようにしています。

(プレスリリースサイトから送られてくるものはアマチュアでも掲載したりします)

 

理由はいくつかありますが、最も私自身が求めているのは、

「プロの演奏会にもっと足を運んでほしい」

ということです。

 

これは国籍関係なく、有名無名を問わず、音楽を学ぶという観点では、プロを名乗る方々の演奏から学ぶことが多いと考えているからです。

あとは自身がプロの演奏会に行ったときに客席が寂しい時が多かったという経験も影響しています。

マチュアの演奏会に行かれるのも良いのですが、プロの演奏会にも行ってみませんか?という感じですね。

ですが不景気ですし、学生さんは特にお金もないでしょうから、

情報をご提供頂いた際に、時間的に余裕がある数か月先の演奏会であった場合には、

チケット・プレゼントのご協力をお願いしたりしているわけです。

 

またここ数年(もっとか)、日本の作曲家や団体は老いも若きも元気ハツラツオロナミンCな感じで盛り上がっている気がしますが、

海外の作曲家や作品の情報に疎くなっている気がするので、その辺りもケア出来ればいいかなあと考えて、海外にも積極的にお声掛けをしています。

僕もそんなに詳しいわけではないので、見たことのない名前がCDなんかに出てきたらその方について調べて、サイトを見て、コンタクトを取る感じですね。

 

これについても、別に国内の作曲家の作品、国内の団体や演奏家の演奏を聴くのが悪いと言っているわけではなくて、

「もっと視野を広げてほしい、もっとたくさんの世界中の音楽に触れてほしい」

という想いがあったりします。

本腰を入れて調査を始めるとドエライことになるので、ちょっとしたスキマ時間にWind Band Pressの記事を見て、

「へーこんな人もいるんだ、曲(演奏)もなかなか好きな感じで良いなあ」

なんて思って頂ければ嬉しいですね。

 

作曲家関連の記事については日本より海外の方が多い気がしますが、

これはおそらく各自のセルフプロモーションに関する意識の差ではないかと思います。

 

日本の作曲家は日本語で日本国内に自分で情報を発信できますが、

日本語を使えない作曲家にとってはそれは難しいですから、当然ですね。

 

とはいうものの、日本の作曲家の皆様にもWind Band Pressを活用頂ければ幸いですけれど。

 

ちょっと長くなってきたのでここらで一旦締めますが、

おそらく「もっと色々知って欲しい」という気持ちが最も強いかな、と思います。

 

ぜひ皆様、情報をご提供いただき、プロモーションにご活用いただければ幸いです。

 

お問い合わせや情報提供は下記より承っております。お気軽にご相談ください。

(ぶっちゃけどっちのフォームを使って頂いても結構です)

 

▼お問い合わせ

windbandpress.net

▼情報のご提供

windbandpress.net

 

以上、長くなってしまいましたが、

今後ともWind Band Pressをどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

新しいファンを増やしたかったら新しい接点を作らないといけないんじゃないかなあというアレ

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Wind Band Press編集長の梅本です。

 

しばらくブログ更新出来てませんでしたが久しぶりに書きます。

 

4月の頭に媒体資料の改訂(最新版の作成)を行いました。

これは3ヶ月に一度改訂しているもので、改訂の度に各所にメールでご案内しています。

 

今回はこちらの記事にあるような新しい試みを始めました。

 

windbandpress.net

 

媒体資料は日本だけでなく海外向けのものも毎回作成していて、

海外の各所にお送りしています。

 

今回コラムの寄稿やインタビューに関して現在のところ反応があったのは海外の作曲家や団体のみです。

 

他国のメディアに取り上げられることがビジネスチャンスの拡大につながると分かっていて、なおかつ出版社などに頼らず自分でもしっかりとプロモーションを行う必要があると分かっているんでしょうね。

 

もう早速インタビューの回答をいただいて記事になっている人もいます。

windbandpress.net

windbandpress.net

 

ただこれは国内でも同じで、新しいファンを増やしたかったら新しい接点を作らないといけないんですよね。

 

日本にいて日本の情報に囲まれていると、大勢の関係者がプロモーションをしてくれている動きも分かるし、自分でもブログやSNSで発信をしているので「これ以上やる必要もないだろう」と思うかもしれません。

 

ただもし「集客が伸び悩んでいる」とか「思ったより楽譜が売れていない」とかそういうことがあるんだとしたら、それはやっぱりプロモーション不足なんですよね。

 

現状のファン数だけでは立ち行かない、ということです。

となるとどうすべきかというと一番手っ取り早いのは新規顧客の獲得ですよね。

 

持てる情報すべてを様々な媒体に出す。

それぞれの媒体は見ている人が被ることも当然ありますが、

被らないこともあります。

 

特にSNSに依存しているとファンの方がたくさんシェアしてくれたりいいねしてくれたりするので、「やったープロモーション出来たー」と満足してしまいがちですが、

SNS上のファンと各媒体の読者や訪問者も被ることもあれば被らないこともあります。

 

この被っていない層、これが新規顧客になり得るわけですね。

(ざっくり論ですが)

 

なので国内の作曲家、演奏家バンドの事務局やホールの公演担当者などは、

SNSで固定ファンに発信するだけでなく、

似たような演奏会に足を運んでいる客層にチラシをまくだけでなく、

様々な媒体に様々な情報をぶち込んで、

新しい接点を作ることが大事になってくるわけです。

 

特にWind Band Pressは海外の方でも読めるように翻訳プラグインを入れています。

アクセスの9割は日本からですが、

逆に言えば1割は海外からのアクセスです。

この接点も逃したくないですよね。

 

なので、国内はもうええわ~と思わずに、またWind Band Pressに限らず、

情報は様々な形で出していったほうが良いわけです。

 

Wind Band Pressにしても、SNSなどで思わぬところで拾われて

吹奏楽や管打楽器のファン以外にも情報がリーチすることがあります。

これで吹奏楽や管打楽器のコンサートを覗いてみようか、

またはCDを買ってみようか、ストリーミングサービスで聴いてみようか、

そういう人を増やせれば最高ですよね。

 

まあそんなわけなので、海外勢に負けることなく、

日本の皆様も

「コラム書いちゃうぜ!」「レポート書いちゃうぜ!」

「インタビューしてくれてOKだぜ!」

という感じでご連絡いただければ面白いことが出来るんじゃないかなあ、

と思った昨今です。

 

なんといっても日本語で済ませられるので言いたいことがそのまま伝わりますしね。

 

あとはまあ、単純にお返事いただければ嬉しいです。

メールを受け取られた皆様はぜひお気軽にご相談いただければ幸いです。

 

あとさらに付け加えるとですね、

Wind Band Press、赤字です(涙)

 

僕も営業頑張りますが、ぜひぜひ皆様からの広告ご出稿のご相談、

お待ちしております。

それはもう手ぐすね引いてお待ちしております。

ぐえっへっへっへと。

(悪い印象しか与えない)

 

まあ手ぐすねは引いてませんが、予算に応じて何とでも出来ますから、

お気軽に相談してくださいね。

相談するだけならタダですしね。

 

記事にするだけだとどんどんと過去記事として流れて行ってしまうので、

「この期間内にプロモーションを集中的に行いたい」

という場合はバナーの方が良いでしょうね。

 

逆に検索エンジンでのヒットを狙った長期的なプロモーションを狙うなら

記事広告の方が良いでしょう。

(第三者による自社紹介のインタビュー記事とかですね)

 

Wind Band Press、色んなワード(演奏者名とか)で検索しても

結構な確率で検索上位に表示されるようになってきてますので、

それ狙いであれば記事広告も良いですよね。

 

というわけで近況でした。

 

媒体資料および広告資料は下記リンクから誰でも確認できますので興味のある方は是非。

http://windbandpress.net/wp-content/uploads/2017/04/55c43bc24fc54b20549358808dee1215.pdf

 

ではでは。またいずれ。

YouTubeの音楽系動画を埋め込んでるそのブログ、JASRACの許諾が必要かもしれませんよ

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(2017/3/11:最下部に追記しました。)

 

こんにちは。Wind Band Press梅本です。

先日JASRAC中国支部さんに取材に行った際にこんな話になりました。

 

「商用サイトにYouTubeの動画を埋め込む場合はJASRACの許諾が必要である」

 

えっ。マジですか。

みたいな。

 

もう少し詳しく聞いてみると、ブログだろうがなんだろうが、個人だろうが法人だろうがは関係なく、

商用か非商用かで許諾必用の有無が分かれる

ということでした。

個人のブログでもGoogleアドセンスとかアフィリエイトとかの広告を貼っていて、広告収入がある、またはそれを目的としている場合、YouTube動画の埋め込みを行うのであればJASRACに許諾を得る手続きが必要です。

個人か法人かは関係ないぜ

ということですね。

 

僕の場合(Wind Band Pressの場合)はほとんど外国作品で、その音楽の著作者から「自由に使っていいぜ!」と言われていたのでバンバン使ってたんですが、

恥ずかしながら、そんなルールがあるとは全く知らず。

(というかおとがめもなく)

知らないもんだからビックリしましたけど。

 

ということで今では無事に許諾もおりて清らかな運営が出来るようになったので

少しまとめてみようと思います。

 

まず、ケースバイケースであろうということ、

場合によってはお金がかかるということ、

納得しないままお金を払うのも気持ちが悪いということで、

「自分のサイトはどうなんだろう?」

と思ったら問い合わせしてみましょう。

 

この場合のJASRACさんの窓口は

送信部ネットワーク課

というところになります。

 

JASARCの問い合わせフォームから「ご担当者様」あてでお問い合わせすれば、

ここから回答が返ってくると思いますのでお問い合わせしてみてください。

 

僕の場合は下記のような感じで問答を繰り返しましたのでざっくりとまとめてみます。

ご参考になれば。(実際にはこんな無茶苦茶なやり取りじゃなくて紳士的にやってますし変な関西弁じゃないです)

 

梅本:著作者から「YouTubeの動画を自由に使っていい」と言われて埋め込みを行っていますがこの場合もJASARCさんに手続きが必要なんですか。広告収入を目的とした商用サイトにはなるのですが、赤字なんですけど。大赤字なんですけど。ぶっちゃけお金払いたくない。承諾は得てるしの。

J:JASRAC管理楽曲をサイトで利用する場合は「インタラクティブ配信」に関する利用許諾の手続きをしないといけないし、お金も払ってくださいね。 

動画をアップロードした方から承諾を得ていたとしても、動画の中で JASRACの管理楽曲が使われているんだったら、承諾の有無は関係あらへんのやで。

手続きはJ-TAKTってところからできるで。3ヶ月にいっぺん利用報告をせなあかんで。

梅本:マジですか。わやじゃないですか。海外の楽曲が多いんだけどそれも公演の時とかと同じようにJASRACさんで手続きできるんですか?あと食い下がりますけど著作者本人が良いって言ってんだからいいんじゃないっすか?アカンのか。

J:海外の管理団体と提携しているので海外作品もJASRACOKや。んでもって食い下がってきた分やけども、JASRACは楽曲の権利を預かって管理しとるところやんな。権利を預かった分については、権利を預けた人じゃなくてJASRAC著作権者となるわけや。(注:著作権には色々あり、譲渡できる権利と出来ない権利があります。この場合は委託譲渡できる権利の話です)

どうや。

梅本:なるほど。なんとなく釈然とせんけど、まあとりあえずそういうルールならしょんないわ。

 

ここで、解釈は間違っているんですが、(著作者からすれば当然だけどそうじゃない側からすると意味わかんないの)分かりやすくするために色々と考えました。

JASRACYouTubeと契約していて、YouTubeで再生された楽曲の分の使用料をすでに著作者に分配している。

そのYouTubeの動画を埋め込んだサイトからもお金を取るのがなんかよくわからない。

確かにYouTubeのコンテンツを使ってPV(ページビュー)が発生するわけで、それすなわち広告収益に直結する。いわば他人のふんどしでなんとやら。

だったらYouTubeに「動画使わせてくれサンキュー代」を払うのはまあわかる。

それ(徴収)をYouTubeに代行してJASRACがやってる。ああ、なるほどな。わかったわかった。つながった。

 

まあ実際全然これ分かってないんですけど(YouTube使用料じゃなくてあくまでも楽曲使用料なので)、とりあえずこの感覚でGOです。

 

てことで教えて頂いたJ-TAKTってところから許諾を得る手続き開始。

サイト上に色々な項目があるので必要な項目を記載したりチェックを入れたりしていきます。

YouTubeのゆの字もないのでわけがわかりませんが、やってないこと(例えば再生回数に応じてユーザーから金を取ってるとか)はやってないとチェックを入れておけば問題ないかと。

ネットですべての手続きが出来るわけではなくて、最終的には契約書のPDFを印刷して、署名・捺印のうえ、JASRACに郵送します。

また、場合によっては媒体資料のようなものの提出も必要です。これはオンラインで出来ます。

Wind Band Pressは媒体資料を作っていたのでサクッと終わりました。

 

J-TAKTの登録が終わった後、何か確認事項があればJASRACから連絡が来ます。(僕は来ました)

ちなみに上でも少し書きましたが3ヶ月ごとに収益報告と、使用楽曲の報告が必要です。使用楽曲の報告データは、月ごとにまとめます。

使用楽曲についてはJ-WIDでJASRAC管理楽曲かどうか調べるのですが、特に海外の作品の新作についてはまだJ-WIDに登録されていないものが多いです。

その場合も、楽曲使用報告書に記載します。(JASRACの管理コード未記入で提出します)。

収益報告については、テンプレートがあるのでそれに記入して印刷します。

この時に収益の根拠となるもの(例えば発行した領収書やGoogleアドセンスの管理画面から印刷できる支払い履歴など)も同封して送ります。

楽曲の使用報告はウェブで出来ます。(エクセルでまとめてタブ区切りのテキストファイルに変換する必要があります)

 

その後もJASRACの担当の方と何度もやりとりをしたのですが、僕の場合(基本的にそうですが)、月間の広告収益の2.1%をJASRACに払います。

ただし最低月額料金が5,000円なので、収益から算定した請求額が5,000円以下の場合、5,000円を支払います。

 

実際にはこの色々なやり取りを終えた後、許諾番号と許諾マークがメールで送られてくるので、その許諾番号を使って収益報告も楽曲報告も行います。

(つまり初回は許諾番号が送られて来るまで報告出来ません)

 

ちなみにWind Band Pressもそうですがブログなどで記事に動画を埋め込んでいると、わざわざ記事を消すこともないのでずっと残り続けますよね。

 

この場合、月ごとにまとめる楽曲使用報告データには、例えば1月に使用した楽曲は2月のデータにも記載しなければいけません。

月を追うごとに、新しく使用した楽曲があればつぎ足していく感じですね。

 

以上、ざっくりですが僕も知らなくて急いで手続きをしたので、まとめてみました。

 

ポイント

・個人か法人ではなく商用か非商用(収益を目的としているかしていないか)で分かれる。

・商用の場合はブログだろうがなんだろうが音楽を含むYouTube動画を埋め込む場合は許諾の手続きが必要。(ちなみにJASRACが提携しているのはYouTubeだけではなくニコニコ動画なども含まれます)

商用の場合は、許諾とは別に、収益に応じて楽曲使用料の支払いが必要。

 

こんなところです。

 

黙っていれば何も言われないかもしれませんが、

後からどえらい額を民事請求される可能性もあるので、

ブログに広告を貼っていて音楽を含む動画(YouTubeに限らず)を埋め込んでいる方は、

ケースバイケースだと思うので「自分こんな感じなんですけど」

という感じでJASRACに問い合わせて、

クリアな状態で運営するようにしたほうがよろしいかと思います。

 

追記:

許諾された時には、JASRACのマークの画像データが送られてきます。

それと許諾番号を、合わせてサイトのトップページに表示させる必要があります。

Wind Band Pressのサイトのトップページを見て頂けると、

最下部にマークと許諾番号が載っているのが分かると思うので、

ご参考までに。

windbandpress.net

 

ちょっとJASRACに取材に行ってきましたけど話題の案件ではない

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こんにちはこんばんはおはようございます。

Wind Band Press梅本です。

 

前々から予定していたことなのですが、

吹奏楽部/団にも関係してくるような音楽著作権のあれこれについて、

JASRAC中国支部さんに色々お話を伺ってきました。

 

ノリ的には「教えて!JASRACさん!」的な感じなんですけど。

 

僕は僕で知財の資格持ってたり実地で鍛えられたりで

それなりにわかることも多いんですけど、

 

僕みたいなミスターホースボーン(馬の骨氏)が言ったところで

「誰だオマエ」つって見向きもされないだろうなあ、

ということでJASRACさんに初心者ぶった質問を浴びせさせていただいた次第です。

 

2時間かかりました。(歴代インタビュー最長です)

 

かなりお忙しいようなので記事になるのはもしかしたら3~4月頃かもしれませんが、

お楽しみに。

 

ちなみに路面電車で向かったのですが家から40分かかるんですよ。

往復80分。プラス2時間強。

 

さらにこれから長い長いテープ起こし。

 

時間だけはかかっているので良い記事にしたいなあと思います。

 

どうぞよろしくよろしくどうぞ。

やっぱりすごいよトルヴェール

おはようございますもしくはこんにちはこんばんは。

Wind Band Press梅本です。

 

さて今日は昨夜原稿を書いておいたトルヴェールの新譜レビューを出しました。

windbandpress.net

CDをお送りいただいたコンサートイマジン様、ありがとうございます。

 

正直このレベルになるとレビューといってもそんなに書くことがないというか、

ああだこうだいうものでもないんですけど、

せっかくお送り頂いたので少しご紹介、という感じです。

 

それにしても良いアルバムでした。

 

昨日は外出の予定があったので(とあるパーカッショニストに会ってきました)、

移動中も聴いていたし、家でもずっと聴いていたんですけど、

本当にサックス・アンサンブル楽しいよね!

 

まあ中には、

「ワシはトルヴェールじゃのうて雲カル派なんじゃあ」

みたいな方もおられるかと思います。

 

メタルの世界でもメタリカ派かメガデス派か、みたいなのもありましたし

古くはビートルズ派かローリング・ストーンズ派か、みたいなのもありました。

なので「ワシはこっち派やで」というのがあってもいいのですけれど、

 

メタリカメガデスも今では仲良し(?)ですしファンの垣根もほとんどないでしょう。

ローリング・ストーンズは昨年のツアーでビートルズの「カム・トゥゲザー」をカバーして、2つのバンドのルーツがほぼ同じであることを見せてくれました。

 

そんな感じで「誰それ派」ってのはもう古いよね~、などと思うので、

皆さん是非レビューを読んで、気になったら予約してみてくださいね。

 

windbandpress.net

エヴェリン・グレニーの衝撃

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こんにちは。

Wind Band Press梅本です。

 

今日はあらためてエヴェリン・グレニーの話をします。

今日も記事を出しましたね。新作動画です。

windbandpress.net

 

打楽器奏者なら皆さんご存知かと思いますが

そうでない方には「誰?」っていう方もいらっしゃると思います。

 

僕も彼女が世にバーンと出てきたときはリアルタイムで知る機会がなかったので

後追いです。

 

タッチ・ザ・サウンドというDVDが出て、それを見て知ったんですが、

まあこのDVDが衝撃的で、パーカッションやるなら是非見ておいてほしいですね。

 

自分の知っている範囲のパーカッションの概念が吹き飛ぶ高次元。

当時働いていた会社でレビューを書きましたが

まあレビュー書くようなもんでもなくて、ただ見て衝撃を受けてそれで良し、

というようなDVDです。

 

その後にちょうど来日公演があったので見に行ったのですが、

これがまた衝撃。生はやっぱり違います。

あれを超えるソロリサイタルを未だに見てないですね。

筆舌に尽くしがたいというやつで、特に感想書けないんですけど。

まあとにかくショッキング。

 

これぞアートって感じでしたね。

 

エヴェリン・グレニー・チームからオフィシャルに情報拾っていいよと言われているので

Wind Band Pressでも結構紹介していますが、

これはファンとしても非常に嬉しいことで、

もっともっと色んな方に体感してほしい芸術家であります。

 

オフィシャルのYouTubeチャンネルがあるので、ぜひチェックしてみてください。

www.youtube.com

ほぼ日課

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こんにちは。

Wind Band Press梅本です。

 

デスクワークが長いのと、自宅で作業している都合上、

どうしても運動不足になってしまいますし精神的にも参ってきます。

 

というわけでほぼ日課という感じで川沿いを散歩しているので写真を撮ってみました。

広島の川は広いです。

 

何か考えがまとまるときもあれば何も考えずにただ歩いているときもあります。

 

CDは新しいのを手に入れると2週間くらい聴いているのですが、

今は昔持っていたけどどこかにいってしまった

パール・ジャムの「バイタロジー」を買いなおしたので

それを毎日聴いています。

 

グランジと呼ばれたバンドが好きですね。