吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの裏話

吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの編集長、梅本がたまに裏話なんかを書くブログ。

価値を決めるのは自分そしてあなた

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こんにちは。

Wind Band Press梅本です。

 

今日はとても嬉しい日なのです。

というのもロブ・スミス(Rob Smith)という作曲家の方がいまして、

その方と連絡が取れてオフィシャルに紹介することが出来たからです。

windbandpress.net

 

記事にも書きましたが初めてのエンカウントは「Push」という作品で、

「ぬおおかっこいいなあ」と当時は思ったんですが、

当時はまだSNSなんて言ったら日本ではMixiくらいしかない状態ですよ。

 

作曲家のホームページだって別に「持ってて当たり前」ではなかったし、

セルフパブリッシングの流れも今ほどじゃなかった。

 

サイトを作って作曲家自ら宣伝する必要も特になかった時代でもあったでしょう。

 

しかし今は違いますよね。

おかげでスミス氏とも簡単にコンタクトを取ることが出来、

念願叶ったわけです。

 

それはそれとして彼のことは日本にあまり紹介されていない(JWECCで取り上げられたくらい)なので、

彼の情報が果たして価値があるのかどうか。

 

とかそんなことばかりを考えていてはサイトの運営なんてできません。

 

僕のサイトでどの情報が価値があるのかを決めるのは僕であり、

僕の基準でやっとります。

 

価値のない情報なんてのはそんなにないと思っているのでだいたい扱いますし、

多くの方に情報提供依頼のご相談を投げています。

 

まあアマチュアのコンクールの情報なんかは他のサイトでも専門的にやられているサイトもあるので、

それは基本的には放置していますけれど、それも僕の中でそういう価値だから、

ということになります。

 

コンクールに価値がないとかそういうわけじゃなくて、Wind Band Pressにとってアマチュアのコンクールの結果一覧や速報は別に価値がなかろう、というわけです。

別にそこ目指してないし。

 

こういうのは他の誰かが「この情報は価値がある/ない」って言おうが何をしようが正直どうでもよくて、

結果的に価値のある情報だと感じて喜んでもらえればそれでいいですけど、

情報の採用を決めるのは僕ですし価値を伝えるのも僕なんですよね。

 

Wind Band Press関係なく商売全般そうでしょうけど、

「良いものを作ったからといって売れるわけじゃない」

ってのはよく言われますよね。

 

販促の部分が大事なんだよね、という意味でしょう。

 

ですがもちろん粗悪品を作ったって、それが粗悪だとバレた時から売れなくなります(安ければ予約は取れるかもしれない)。

なので

「良いものを作り」「良い販促を行う」

のが方向としては健全なんでしょう。

 

情報も同じで、自分が価値があると判断したら、

それを他の人にも伝えられるようにしないと、

自己満足で終わってしまいますので注意が必要です。

 

ただそうはいっても周りの目ばかり気にしすぎてて、

出す前から「売れるかなあどうかなあ」と迷っているのは阿呆のすることですね。

 

なんらかの価値を感じるなら出せばいいし、

それが売れなければ売る方法をまた考えればいい、それだけなんじゃなかろうか。

 

売ったり出したりで完結することってなくてですね、

結局次へ次へと走りながら改善していくわけですからね。

そういう走りながら水分補給するタイミングの見極めみたいな感度は必要でしょうね。

 

あとは最近どうも不景気なのか目先の利益ばかりに必死に食らいつくことしか頭になさそうな人を良く見かけるので、

(目先の利益は大事なのでそれを追うこと自体は別に問題ない。不正がなければ。)

遠くをしっかり見るか、もっとも近い自分の心に問うか、

そんなことも必要ですよね~と思う昨今です。

 

とりあえず、今後も「この人誰やねん」と思われようが、

紹介したい人の最新情報は出していきます。

 

※海外に関してはそもそも日本でプロモーションされてない人も多いので最新情報が少なくても紹介を書いていますが、日本の演奏家の方なんかは自分でいくらでもプロモーション出来るでしょうから「何の最新情報もないけどプロフィール紹介だけしてくれ」ってのは基本お断りしています。

本人がどう思っておられるかは知りませんがそういうサイトではない。出会い系でも婚活サイトでもない。プラットフォームはすでにあるわけですから「特に情報がない時のPRの仕方」をまずは自力で考えてほしいです。