吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの裏話

吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの編集長、梅本がたまに裏話なんかを書くブログ。

Wind Band Pressの新しいコンセプトについて考える

 

こんにちは!Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。

Wind Band Pressの方針を変えています、というのはちょくちょく言ってきたのと、サイトを見れば出す記事の種類もだいぶ変わってきているので「何か変えてるのかな」というのは伝わっているかも知れませんが、実はかなり雑だったので、この機会に新しいコンセプトについて考えてみました。

もともとのコンセプト(というほどのものでもないんですけど)は、とにかく「色んな情報に触れて欲しい」「邦人作曲家ばかりじゃ嫌だ」「コンクールだけじゃ嫌だ」とかそんな感じの想いが根っこにありました。

まあそのあたりはあまり変わらないのですが、最近はSNSで手軽に情報まとめてくれる人も多いので、「情報サイト」っていうのはもうお役御免かしらね、という感じになっているのが正直なところです。

そこで情報サイトからメディア寄りに切り替えていこうとしているのですが、具体的な行動指針がなかったのでまだ自分の中で時間的なリソースの配分も含めて仕組みが出来ていません。

こういうのはとことん考えないとダメだな~と感じる昨今です。

以前は「こういうことがしたい」と長々と書いていたのですが、新しいコンセプトはシンプルに

・ここでしか読めない情報を提供する
・新しい世界を知る入り口を提供する

に絞りました。2つは個別のものではなくセットですね。

絞ることでやることが見えてくるので、またタスクを考えていくのですが、特に最近は海外の情報を全然出してなかったので、海外のインタビューを増やしたり、とかそういう感じになっていきますよね。

日本の情報は結構色々とTwitterなんかでも手に入るのでひとまず置いておいて、日本も海外も含めて企画を考えて取材などの依頼をしていくのが主なタスクになるかと思います。

基本的にWind Band Pressは走りながら改善する、というスタンスなので「これ!」っていう決まりがないんですよね。

もちろん演奏会の情報はあれば掲載しますし、最近は配信ありの演奏会も多いので地域が限定されることも減っていますから、そういった情報は情報として希望があれば掲載して、もう少し尖らせようかなと言う感じです(攻撃的というわけではないですよ)。

コラムとインタビューが柱になるかなというところです。

毎日更新!が目的のころもありましたが、そんなのは目的と手段を間違えている典型的な失敗で、毎日更新すること自体はどうでも良かったりするんですよね。

それよりも週に記事が1本でもいいからその記事から「新しいことを知れた」という体験を創出したいです。

そのためにどうするか、というのはまた別途考えどころなのですが(今のままのメールインタビューだと深追い仕切れないな、とか)、そもそも収益を完全に放棄したサイトになっているので、そこまでガツガツ更新する理由もないというか、もう少しじっくりと取り組んでもいいのかなという気もしています。

具体的なことについては本当に今こそ考えどころですね。

また休みの間にでもじっくりと考えてみたいと思います。

連載企画の案(あくまでも案)なんかもあるので、近々それを書けそうな方にご相談してみようかな、とか考えています。

連載陣へのカンパが出来るリンクとか付ければ書いてくれる人も増えるかなあ・・・とかそんなことも考えていますが、色々と業界が盛り上がるような企画を考えていきたいなと思います。

引き続きご愛顧のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。