吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの裏話

吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの編集長、梅本がたまに裏話なんかを書くブログ。

リモートで入団・入部や見学の相談を受け付けてみるのはどうかなという話

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こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


先週のブログは「別れの季節・・・良いOB・OGになるには」という記事でしたね。

別れの季節・・・良いOB・OGになるには - 吹奏楽情報サイトWind Band Pressの裏話

 

今日は来週からもう4月なので、新入生や新年度で新しい仕事を始めた人などを受け入れる準備のお話です。

 

長引くコロナ禍で小学校~高等学校の吹奏楽部や器楽クラブみたいなバンドでもまだ本格的に活動が出来ていないところもあるかもしれませんが、学校は開いているところが多いと思うので、「部活に入りたいんだけど」という相談を学校内で受けることは可能かと思います。

 

刻一刻と状況が変わるのでなんとも言えませんが、今日はおもに「活動が制限されている大学吹奏楽団」や「活動再開の目処が経っていない社会人吹奏楽団」の方に向けてお話をしてみたいと思います。

 

大学であれば新入生の勧誘活動もしたいところですがそれすら禁止されている大学もあるかもしれません。社会人吹奏楽団の場合は、春からの新社会人や、転職や転勤で生活圏が変わった人をうまく受け入れたいところです。

 

すでにSNSなどで新入生などから質問が来ていてそれに対応はしているかもしれませんが、入る側からすると一番知りたいのは演奏のレベルやバンドの雰囲気なので、テキストだけではなかなか伝わらないかと思います。

 

大学の吹奏楽部の場合は、大学生活を送るなかでの様々なアドバイスを先輩からもらえるというメリットもあるわけで(どの授業が単位を取りやすいとかね)、いざ活動再開、となったときになるべく早くバンドにフィットしてもらえるようにしたいですよね。

 

そこでちょっと考えてみたのですが、今の時期に限らず、SkypeやZoom、またはSNSのハングアウト的なものでもいいですけど、リモート対面で新入生や入団希望者の相談を受け付けてみるのはどうかな、という。

 

四六時中開放するわけにはいかないので時間は決めないといけないのですが、担当を新たに決めて(広報から選ぶのがいいのかもしれませんが)、リモート面談の時間を予約してもらって、その時間は担当が対応していろいろな質問に答えていくという感じ。1対1でも1対nでもいいんですけどね。1対1か1対nかn対nか、も入団・見学希望者からの要望が反映されると良いかなと思います。

 

活動が出来ない間は見学に来てもらうことも出来ないので、どういう制度でやっているとかそういう基本的なことだけでなく、話すことで部員・団員の雰囲気を知ってもらって、決めてもらえればいいのかなと思います。

 

学校の吹奏楽部もコミュニティバンドも「楽器をやりたい」という人の受け皿になってほしいので、「なんか活動してないっぽいし見学できないし、いいや・・・」という状態を少しでも改善出来ればというお話でした。

 

「誰と一緒に演奏するか」って大事ですからね。特に入る側としてはそこが一番不安かと思うので、SNSアカウントでもホームページでもいいんですけど「リモート見学」「リモート相談」みたいな窓口への導線を貼って、ウェルカム感を出したいところです。

別れの季節・・・良いOB・OGになるには

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こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


今週あたりは卒業式がありました、という方も多いかと思います。

春は別れの季節、そして出会いの季節でもありますね。


学校を卒業すると吹奏楽部だけではなくて学校のOB・OGになります。本格的なOB・OGの仲間入りですね。

学校を卒業したあと、4月から新しいフェーズに入ってより多くのことを学ぶことになります。そういった学びを後輩に還元したいと思う人も出てくるでしょう。

特に新しい社会(中学校、高校、大学、職場、一般バンドなど)で吹奏楽を続けると、多様な価値観がドーンと入ってくるので、気付きの連続で、後輩に教えたくてウズウズするかもしれません。

ですが気をつけたいのは「ウザいOB・OG」にならないことです。

自分が現役の時、いませんでしたか?ウザいOB・OG。僕も散々悩まされました。


では良いOB・OGとは何か?ということを考えてみたいと思います。

自分が現役の時を思い出して「こういうOBは嫌だな」と思うだけでは不十分です。

「自分がされて嫌なことは他人にするな」ということはよく言われると思います。これも大事ですが、もっと大事なのは「相手が嫌がることはするな」です。

例えば「自分はOBに指導されても嫌じゃなかった、だから後輩も指導されたいはず」というような思い込みにはまるのが最も危険です。

前にWind Band Pressにこういう記事を出しました。

現役生の自主運営を尊重し、部活動が楽しく充実したものになるように。千葉県立長生高校吹奏楽部OB会の取り組み - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

元々はアンケート集計記事を作ろうと思っていたのですが、ご回答いただいたのが千葉県立長生高校吹奏楽部OB会さんだけで、じゃあもうちょっとお話を伺ってみようと少し深堀りしてみたものです。

OB会の運営の見直しや、現役との接し方など色々と参考になるインタビューになっていますので、この機会にご一読頂ければ幸いです。

新しいフェーズで多くのことを知れば知るほど、「自分があの頃にこれを知っていればなあ」と思い、母校に足を運んであれこれ言いたくなったりするものですが、現役生との信頼関係があってこそ口出し出来るというものです。


僕が考える良いOB・OGの条件は、「金は出しても口は出さない」「演奏会には足を運ぶ(チケットはちゃんと買う)」です。

OB会などを通じての資金援助はするけど、もう自分のバンドではないので現役の活動には口を出さない。

求められたら手伝えばいいと思うのですけど、求められない限りは自分からは近づかない方がいいと思っています。もう自分のバンドではないですから。でも演奏会には足を運んで、演奏を聴いて、という形で応援はしたいですね。そして思うところがあっても何も言わずに会場を去るのです。


別れの季節は出会いの季節、母校のOB・OGになると同時に、新しい社会では新人になります。早く新しい居場所を見つけることですね。

付かず離れず、必要とされた時にはスッと手を差し伸べる、そんな先輩でいたいものです。

オンライン公開レッスンの情報も掲載できます!

こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。

またもや1ヶ月くらい間が空いてしまいましたね。いかんいかん・・・


さて今日は今週ダダッと出したこの記事と絡めたお話をします。

 

「イエルーン・ベルワルツ / ラインホルト・フリードリッヒ オンラインオープンレッスン2021 Season 1 」~プロアルテムジケデジライ部~(2021/3/5~3/7)

 

 

イアン・バウスフィールド (トロンボーン) オンライン・オープン・レッスン(2021/3/13)

 


どちらもオンラインの公開レッスンというイベントです。

こういうご時世ですので、それまで対面でレッスンをしていた方もオンラインでのレッスンに移行していたりすると思います。

個人差がどうしてもあるので、理想としては対面レッスンが良いと思うのですが、それとは別に、上記のような「公開レッスン」という形であれば、Wind Band Pressとしても配信イベント情報として出すことが出来ます。


特に収入がキッツイぜ~!というプロの音楽家の方の場合、こういうイベントを企画してみるのもいいかもしれません。


僕も学生時代にイタリアのスカラ座の首席奏者だったファブリツィオ・メローニさん(という凄いクラリネット奏者)の公開レッスンを聴講する機会がありました。(通訳付き)

受講したのは先輩で、僕は客席から見ているだけだったので、僕個人の何かが良くなったわけではないのですが、先輩がうまく行かないところをメローニさんがレッスンするのを聞いているだけで、自分が同じような状況になった際に練習に役立つヒントが山程あって、聴講も良いもんだなあと思った記憶があります。

演奏のライブ配信はだいぶ広まってきたと思いますが、公開レッスン配信というのはあんまり目立ってないので、指揮法やバンドトレーニング、室内楽、個別の楽器レッスンなど、いろいろなことを企画できるんじゃないかなあと思いました。

どんな感じでやるのがいいのかは百聞は一見にしかず、ということで上記のレッスンの聴講をしてみるといいかもしれません。

単に「演奏法などを紹介する汎用ビデオ」みたいなものより、実際のケースを見せていくほうが、見る人も得るものが多いかなと、経験上そう思います。

例えば「クラリネットの正しいアンブシュアはこうですよ、角度はこうですよ」みたいな汎用ビデオがあっても、僕みたいに下の歯がガチャガチャに生えていて均等に押さえられない場合、アンブシュアも角度も他の人と違うようにしたほうがうまくいったりするのですが、そういった情報は汎用ビデオからは得られないものです。

僕もレッスンを受けた際に、言われたとおりにやろうとしてどうにもうまくいかなくて、最終的に先生が「もしかして歯なのでは」と気づいて、歯並びを見て「これは特殊な対応しないと無理よ」ということがわかったのですが、そういう「こんなケースではこうしたほうがいい」という事例が積み上がっていくとそれが新しい収入を生むかもしれないし、提供側も見る側も得るものがあれば最高ですよね。

もしそういうイベントの企画があれば下記より情報をお送り下さい。(内容がどうもそぐわないなと思ったら掲載しない場合もありますがだいたい大丈夫だと思います)

その演奏会、実はとても重要な情報が隠れていませんか?Wind Band Pressではプロアマ問わず情報提供を受け付けています! 

 

 

そうそう、ついでになんですが上記のページをメニューに加えてスマホからでも情報を送りやすくしたのと、「運営情報」という運営元を明示したページを作りました。これもスマホのメニューから見られます。

運営情報 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


これを作ったきっかけは、Twitterなんかを見ていると新しいウェブメディアや会社がどんどん出来ている中で、意外と「運営元の情報」が見つからないサイトが多いなって思ったからです。

やっぱり「どこの誰がやってんの」というのがわからないと、なんか怪しいですよね。

前は広告収益を得ようとしていたのでWind Band Pressでは広告主様用の媒体資料を公開していて、そこに色々書いてあったのですが、広告をやめてから媒体資料を消してしまったので、「うちも運営情報がない、ヤバイ!」って気づいて取り急ぎ作った感じです。

カンタンな情報でいいので、馬の骨だとしても「どこの馬の骨」か分かったほうがいいですよね。何か参考にしていただければと思います。

こんな時代だからこそ演奏会情報の価値が上がるかも、というお話

 


こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。

1ヶ月くらい間が空いてしまいましたね。通常運転ですね。


緊急事態宣言が延長になるとのことで心折れまくりな昨今、いかがお過ごしでしょうか。

日本では法的にロックダウンが出来ないので緊急事態宣言もお願いベース(自粛要請)という形になるので、「緊急事態宣言慣れ」というか「コロナに飽きた」というか、システム的な不備もあって真面目な人が損をするというか、でもマスク警察がいたりして同調圧力ハンパないし、なんともいえない空気を感じますよね。

何もかもがめんどくせえな!みたいな気分になってませんか。僕は結構そんな感じなんですけど。

ただ僕は毎年、その年の「やることリスト」という必達ベースのリストを作っていて(目標ではなく必達)、2021年のリストの中に「あせらず生きる」という項目を入れて、それを毎日見て「そうだった、今年はあせらず生きるんだった」と思い直してのんびりやっています。

のんびりやっているとお金もあんまり入ってこないのですがリストの中に「お金で悩まない状況を作る」というのもあって、「のんびり構えながら売上が出るようにやることはやる」というような感じで生きています。

さてそんな中、特に投げ銭もなく(設置はしている)無収入サイトにしているWind Band Press。

まあこれは今はKPIを設定しない、ということにしているのでPVとか収益とかで悩む必要はないのですが、やっぱりどうやって役立つことが出来るかというのは考えています。

最近、演奏会情報のゲスト投稿が出来る機能を削除しました。

理由としては投稿される内容のほとんどが情報不足で記事として見た場合のクオリティが厳しい、というところです。

ただ、今は演奏会が行われること自体が珍しいので、情報提供(掲載依頼)があれば出すようにしています。

今週は2つ、演奏会情報を出しました。

 

ザ・シルキー・ファイブ コンサートツアー2021 第2弾!鹿児島、福岡、岡山、東京(2021/3/30~2021/4/5) - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

書き下ろし新作を含むオール・酒井格プログラム!【ホールの響きシリーズ】 第5回 ザ・ブラス・ワンダース ~新管楽!12管のブラス・アラカルト(配信日2021/2/28) - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

 

情報サイトからメディアへ、という移行を進めていたのですが、今になって「演奏会情報」そのものの価値が上がってきたなと感じています。希少価値が高いというか。

以前と違って演奏会の数が少ないので、演奏会に飢えている人も多いでしょうから、現状では相対的に演奏会の価値が以前より高くなって、これを掲載することでお役に立てるのではないかな、と考えているところです。

なので、ゲスト投稿の機能は削除しましたが、通常の「情報提供(掲載依頼)」は引き続き受け付けていますので、もし演奏会やりますよ、配信やりますよ、という方(もしくはバンド)があればお気軽にご相談下さい。

演奏会用の情報提供フォームはもうないので、下記のお問い合わせフォームを使って頂ければ大丈夫です。

https://windbandpress.net/contact

ライブ配信関係は専用のフォームが別途あります。

https://windbandpress.net/livestreaming

 

あとは例えばこの記事のように、独自に対談記事を作って(対談じゃなくてもいいけど)掲載したい、ということがあればそれもお気軽にご相談下さい。この記事は三浦さんからのご提案でした。

RZクラリネット対談:三浦幸二 (RZアーティスト) ×瀧本雅人 (RZクラリネット日本総輸入代理店 有限会社リスコム代表取締役) - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

あまりにも売りっ気たっぷり(お店のフェアとか特定の商品の宣伝とかクラファンやってるから宣伝してとか)だと「ただの広告じゃん」と僕が引いてしまうのでお断りしたりもするんですが、読者の方の役に立ちそうだな、と感じられればOKなので、相談しながらになります。

不愉快な情報より愉快な情報が拡散されるようにしたいなあと思うのですが、そのためには愉快なコンテンツが必要なので、なにか愉快な試みをされたりする場合もお気軽にご相談いただければと思います。

こういうやつとか。

吹奏楽ファンサークル「Wind Expeditie」が吹奏楽曲紹介ファンブック「吹奏楽見聞録~知られざる吹奏楽作品を旅する本~」を発行 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


なにとぞなにとぞ。

心がしんどいときに相談できたりする窓口一覧【おもに新型コロナウイルス関連、10代向け】

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Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


1/7(かな?)に東京・神奈川・埼玉・千葉に再度緊急事態宣言が発令されました。前回とは内容がだいぶ違いますが、それでも公共施設が思うように使えない、演奏会が延期になる、など吹奏楽を含めクラシック音楽にも影響を与えています。

「またか・・・」

と心が折れてしまっている方も多いと思います。

「なんとか生徒のために演奏会やコンクールを」という声もありますが、それはそれで主催の方など関係者各位にお任せするしかなく、まず先に気になるのは主に生徒さんのメンタル面でのケアです。

例えば吹奏楽部に特化したメンタルケアの公的機関などはなさそうなのですが、厚生労働省のホームページなどで色々な心がしんどいときのための相談窓口が紹介されていたので、こちらでもご案内いたします。

民間でも色々あるようなのですがどこまで信用していいかわからないのでまずは厚生労働省のホームページからリンクがあるものを辿っていっています。

今後情報が集まり次第リストが増えていく可能性もあります、もし有益な情報をお持ちの方は梅本までご連絡頂ければ幸いです。

情報提供先(梅本):
https://windbandpress.net/contact


もし心がしんどいとき、親や先生には相談しにくいとき、友達に相談してもまだ気持ちが落ち着かない、などの場合には下記のような機関の第三者に吐き出してみるのも良いかもしれません。

この情報が少しでもどなたかのお役に立てれば幸いです。

厚生労働省のサイトから一気に見ていただくのも便利です。

厚生労働省の「まもろうよ こころ」のページはこちらです。

まもろうよ こころ|厚生労働省

 


▼悩み相談窓口一覧

■電話で相談

こころの健康相談統一ダイヤル
0570-064-556

こころの健康相談統一ダイヤル|自殺対策|厚生労働省

 

よりそいホットライン
0120-279-338
0120-279-226岩手県宮城県福島県からおかけになる場合)

☎ 0120-279-338 よりそいホットライン | 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター

※どんなひとの、どんな悩みにもよりそって、一緒に解決できる方法を探します。
(ご相談の例)・暮らしの悩みごと・悩みを聞いて欲しい方、DV・性暴力などの相談をしたい方、・外国語による相談をしたい方 など


【子どもがかける】 チャイルドライン(特定非営利活動法人NPO法人)チャイルドライン支援センター)
0120-99-7777

チャイルドライン® 18さいまでの子どもがかけるでんわ

※18歳までの子どもがかける電話です。 ※フリーダイヤルのため、IPでんわからは接続できません。


24時間子供SOSダイヤル(文部科学省
0120-0-78310

「24時間子供SOSダイヤル」について:文部科学省

※いじめやその他の子供のSOS全般に悩む子供や保護者等を対象とした相談窓口です。


新型コロナこころの健康相談電話(日本臨床心理士会・日本公認心理師協会)

お知らせ l 一般社団法人 日本臨床心理士会

新型コロナウイルスによる不安な気持ちの対処法など、日常を落ち着いて過ごすための方法について、電話で相談できます。※2021年3月末まで

 

■LINEやオンラインチャットなどでの相談窓口

新型コロナウイルス感染症関連
SNS心の相談(厚生労働省

新型コロナウイルス感染症関連|SNS心の相談

新型コロナウイルス感染症の影響による心の悩みについて、チャット形式で相談できます。


こころのほっとチャット【新型コロナ関連】(特定非営利活動法人東京メンタルヘルス・スクエア)

こころのほっとチャット【新型コロナウイルス感染症】

新型コロナウイルス感染症の影響による心の悩みについて、LINE、TwitterFacebookで相談できます。


特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア

悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

※主要SNS(LINE、TwitterFacebook)及びウェブチャットから、年齢・性別を問わず相談に応じる


特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク

https://line.me/R/ti/p/%40eds9972b

SNSやチャットによる自殺防止の相談


特定非営利活動法人 BONDプロジェクト

https://line.me/R/ti/p/%40ahl0608p

※10代20代の女性のためのLINE相談


特定非営利活動法人 チャイルドライン支援センター

ネットでつながる | チャイルドライン® 18さいまでの子どもがかけるでんわ

※18歳以下の子どものためのチャット相談


■その他

Mex(ミークス)

Mex ミークス | 10代のための相談窓口

※家族や友達・からだ・勉強など、人には言えない「困ったかも」を手助けする10代向けのWebサイト


新卒者内定取消等特別相談窓口(厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000193580_00003.html

新型コロナウイルス感染症の影響で、内定の取り消しや入職時期の繰り下げにあった方のための特別相談窓口が、全国56ヵ所の新卒応援ハローワークに設置されています。


全国の精神保健福祉センター

全国の精神保健福祉センター一覧|メンタルヘルス|厚生労働省

保健師精神保健福祉士等の専門職が、面接や電話等により、コロナのことが不安で眠れない、子どもの世話でストレスがたまるといったお悩みの相談を受け付けます。

 

2020年、Wind Band Pressアクセスランキングトップ10!(12/24までの集計)

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こんにちは!Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


今日は2020年の最終営業日ということもあるので、Wind Band Pressで今年最もアクセスのあった記事のランキングを発表したいと思います!(12/24までの分の集計です)

演奏会情報などはもう過ぎてしまったものがほとんどなので今回は時事ネタは対象外にして、「コラム」「インタビュー」「エッセイ」など、これから読んでもタメになるような記事に絞ってみますね。


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▼1位
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【コラム】金管演奏が上手くいかない人は○○が狭い(サトウトクヤ)

 


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▼2位
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【インタビュー】音楽著作権について学ぼう~特に吹奏楽部/団に関係が深いと思われる点についてJASRACさんに聞いてみました

 


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▼3位
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【許諾が必要な場合も】演奏会の動画配信やアップロードに必要な著作権の手続きなどについてJASRACに確認してみました

 


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▼4位
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「なぜスコアを買って勉強した方がいいの?」作曲家・指揮者:正門研一氏が語るスコアの活用と向き合い方

 


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▼5位
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石原勇太郎の【演奏の引き立て役「曲目解説」の上手な書き方】第1回:誰が読むのかを考えよう!~曲目解説の役割~

 


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▼6位
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「学生指揮者になったあなたが最初にするべきこと」プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」第1回

 


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▼7位
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どうやって「良い組織」「良いチーム」を作るか?「チームビルディング」の考えを吹奏楽部・吹奏楽団に応用してみる話について伺いました

 


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▼8位
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呼吸ウォーミングアップ&トレーニング by バジル・クリッツァー

 


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▼9位
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若い女性奏者がよく遭遇する迷惑行為とそれへの対策(男性奏者も必読!)

 


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▼10位
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「典型的な教授法では、まるで全員がワンサイズの靴を履くべきであるかのように、学生をシステムに適合させようとする」ホルン奏者:ファーガス・マクウィリアム氏インタビュー

 

 

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サトウトクヤさんの記事、ほぼ常に1位をキープしていただけあって独走状態でした。2017年の記事が未だにトップコンテンツになっているのもウェブメディアの面白さですね。

まだ読んでいない記事があればぜひ読んでみてくださいね!

他にも「休み中にまとめて読みたいな」という場合は下記カテゴリがオススメです!

▼インタビュー
https://windbandpress.net/category/column/interview


▼コラム
https://windbandpress.net/category/column/column-column


▼エッセイ
https://windbandpress.net/category/column/essay-column


今年はあとはメルマガを出すだけで終わりです。1年間、ご愛読誠にありがとうございました!来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!

メディアへの情報提供は「ラブレター」だという認識を持とう、という話

 


こんにちは!Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


今日は「メディアへの情報提供は「ラブレター」だという認識を持とう」というタイトルでブログを書いてみます。

Wind Band Pressはただの情報サイトから「読み物」を中心としたメディアにゆるやかに移行している期間なのですが、ちょくちょく情報提供をいただきます。これまでの経験から、「メディアとして記事にしやすいかどうか」という視点のお話をしましょう。

提供される情報は色々あって、「演奏会やります」「なんかしらリリースします」みたいなのが多いのですが、よくある文面はこんな感じのものです。

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Wind Band Press編集部 御中


この度、演奏会を行うことになりました。

つきましては掲載をお願い申し上げます。

チラシのPDFを添付いたします。

詳細は下記よりご確認ください。
http:// -----

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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ここまでざっくりした人はごく一部ですが、だいたいこんな感じです。

昔だったら僕も対応したのですが、今のWind Band Pressは広告収入もないのでPVやアクセス数をしゃかりきに追いかける必要がないんですよね。

そうなると、チラシのPDFや少ない情報、ウェブサイトのリンクだけ投げてきて「掲載してください」というパターンは「まあ、別に記事にしなくてもいいか・・・」と後回しになってしまいます。状況によっては完全にスルー。

おそらく他の広告収入を柱にしているメディアにしても、PVが稼げない情報の処理に時間をかけたくないと思うんですよね。


メディアの元には各社から雨あられのように「インフォメーション」が届くので、正直それ専門で一日中情報を処理しているスタッフがいない限り、PDFから文字起こししたり、リンク先の情報を整形したり、自分でコメント入れたりっていうのはかなり難しいです。SNSから引っ張るほうがよほど楽なのでそういう「まとめ」をやって稼いでいるメディアもあるでしょう。

特に今は景気も悪く、そういう時に企業の経費から真っ先に削られるのが広告費なので、雑誌もウェブメディアも広告収入が減っていて、続けるかたたむかというような状況にあると思います。Googleアドセンスもこの先どうなるかって感じです。

そんな中で、お金にならない情報だったり、「あとはよろしく」的なメールは、当然のごとく後回しにされるか無視されます。適切な情報が網羅された丁寧なメールを優先的に処理するわけです。メディアの人って「人」であって機械ではないですからね。

ラブレターを書く時に、面識のない人や普段交流がほとんどない人で、なおかつ他の人からもたくさんラブレターをもらっている人に「付き合って下さい」と一言で済ます人はいないですよね。(最近はLINEかもしれないのでそれもあるかもしれないけど下地がないと成功しないでしょ)

メディアの情報提供、つまりプレスリリースですけれど、それってラブレターのように書かないといけないのです。どうしてもあなたと付き合いたい、あなたのことが好きだと伝えなければいけない。

なのに「詳しいことは自分で調べてくれ、俺は知らん」みたいなレターが来る。まあ無視ですよ。それってラブレターじゃなくて郵便受けに入ってる謎のチラシと同じレベルの扱いなんですよ。「詳しくはお電話下さい!」みたいな。

それを欲しているメディアもあるので一概にそれがダメとは言えないですけど、もう少し丁寧にすると掲載される可能性があがると思います。掲載するかどうか、記事にするかどうかを決めるのはメディアで、メディアの方針もどんどん変わるので、「前に掲載してくれたから」といって雑なメールを送っても、相手にされなくなることはあります。これはWind Band Pressに限らずです。

ということで記事にしやすい、さらには取材にもつながりやすい情報提供(プレスリリース)について、ONSAの例を載せてみます。演奏会じゃないんですけどね。だいぶ前に作ったやつで、この後取材につながったやつです。

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タイトル:

ONSAが吹奏楽や管打楽器のCD・DVD・楽譜などを取り扱うオンラインセレクトショップ「WBP Plus!」をオープン

本文:

吹奏楽・管打楽器の情報サイト「Wind Band Press」の運営や、楽譜の出版事業「Golden Hearts Publications」を展開するONSA(所在:広島県広島市、代表:梅本周平)は、11/13(月)に新規事業として吹奏楽や管打楽器のCD・DVD・楽譜などを取り扱うオンラインセレクトショップ「WBP Plus!」をオープンしました。


■事業開始のきっかけ

吹奏楽・管打楽器の情報サイト「Wind Band Press」の運営を通じて、自分自身新たに多くの演奏家、作曲家の演奏や作品に触れて参りましたが、それを紹介するだけでなく、実際に販売することで、より多くの方々に「ただの情報で終わらせない」場を作りたいと考えていました。

特にCDについては、毎月のように高い演奏水準のCDをレコード会社様よりご送付頂きレビューを書いています。これを是非より多くの方々にお聴きいただきたいと考えました。

またWind Band Pressでは海外の情報も扱っていますが、それを販売する場も欲しい。そのようなことから、精査の上、まずはYahoo!ショッピング内に出店することとしました。

ショップURL:https://store.shopping.yahoo.co.jp/wbpplus/


■商品セレクトについて

商品のお取り扱いについては、「何でもかんでも」扱うタイプのショップではなく、「本当にクオリティの高いものを厳選する」というコンセプトで行います。

Wind Band Pressを通じて知った商品、これまでの10年以上に及ぶ業界経験の中で知った商品の中から、自信を持って推薦できる商品だけを選んでいます。

まだ交渉中のメーカーもあるので取り扱いたい商品すべてをラインナップ出来ていませんが、すでに契約済みのメーカー・出版社も含めて、現在の何倍もの「取り扱い希望リスト」があります。

それでも世の中に出ている吹奏楽、管打楽器関連商品のほんの一角でしかありませんが、国内外を問わず、「自分が良いと思った商品」をなるべく多く取り扱えるようにしていきます。


■日本の良質な商品を海外へ

また、海外への配送にも対応しています。(海外からのご注文については、決済方法はPayPalのみです)

日本の良質なCD、素晴らしい演奏家や指揮者の演奏、そして優れた作品(楽譜)をなるべく多くの海外の方々にもお届けしたいと考えています。


■今後の展望

既存の商品だけでなく、クラシック音楽の愛好家(演奏家、リスナー)の生活に役立つ、または生活のアクセントになるようなオリジナル商品の開発についても検討をしています。

アイディアの公募を行う可能性もあります。

Facebookページ:https://www.facebook.com/wbpplus/

Twitterアカウント:https://twitter.com/wbpplus


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こんな感じです。この後にさらにメディア向け限定の取材先についての連絡先情報を入れています。

今見るとかなり雑で「俺って馬鹿だな」と思うのですが、例えば演奏会であれば、書いてあることをまるっとコピペして済むなら忙しくてもサッと対応することは可能です。

それが「リンク先を見ろ」「PDFを見ろ」「添付資料を見ろ」となると一気にハードルが上がります。特にウェブメディアの場合はアイキャッチ用の画像を作るので、PDFはPDFで添付しても構いませんが(見られないかもしれないけど)、それとは別にPDFのJPGバージョンも添付しておくだけで少しハードルが下がります。

何より文面から「掲載してくれるんだよね当然だよね」みたいな雰囲気が漂っているメールがたまにあるんですが、僕なんかはそういうメールが届くたびに嫌な気分になります。一人でSNSで頑張ってね、という感じです。知り合いだったらまだツッコミやすいし「あれとこれを用意してよ」と言いやすいんですけどね。

Wind Band Pressは最近はコロナの影響やメディア自体の方針転換もあってそういう情報提供も減っているので別にそんなに困ることはないのですが、いにしえのラブレターを書くつもりで想いを伝えないと、ポイッとゴミ箱に捨てられてしまうので、どの媒体に情報を送る際にもラブレターを書くつもりでわかりやすく、伝わりやすく、漏れのないように、そして推敲して送るようにすると、掲載率も上がるかもしれません。

この業界(界隈?)は狭いので、「オトモダチ」だからやってくれるだろ、と甘えていると、しっぺ返しを喰らいますよ、というお話。

基本的にお金が絡むか絡まないかに限らず誰かに何かをしてもらう、人を動かすときというのは善意で成り立ちますからね。特にお金が絡まない(掲載料とか取られない)場合は、想いが強くないと「お見送り」されてしまいます。それを雑なメールを送っておいて「掲載してくれなかった」と恨まれても困るわけです。付き合ってくれなかったから刺した、みたいな。

どのような文面、どのような情報、どんな資料を用意すれば相手が動きやすいか、どんなことをしたら嫌われるか、どんなことを言えば想いが伝わるのか。

大は小を兼ねると言いますから、ラブレターを書くつもりで周到に用意して、媒体に合わせてカットしたりすれば良いかなと思うのですが、どうでしょう。

そして今回掲載されなかったら、なぜ掲載されなかったのかを考えて修正していくと、だんだんとメディアに掲載されやすいラブレター、取材が来るようなラブレターを送れるようになるのではないでしょうか。

ファイト一発!頑張ってくださいね!