吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの裏話

吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの編集長、梅本がたまに裏話なんかを書くブログ。

編集長コラムで「インサイト」という手法を使ってみました:コレは使える

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こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


今週はこんな記事を書いてみました。

【編集長が最近思うこと】自分で(自分たちで)目標を見つける方法 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

文章のはじめのほうにもある通りですが、前回のバーンアウト燃え尽き症候群)のインタビュー時に質問項目としてあった「従来はあったコンクールなどのイベントの目標が失われてしまい、演奏活動が出来たとしても達成感を得られにくくなっている人もいるかもしれません。目標を作る、達成感を得る、ということに関して、アドバイスがあれば教えて下さい」という部分について、自分なりに考えてみた記事です。

商売をするときのいろいろな場面で使える手法として「インサイト」というものがあります。直訳すると「洞察」というようなものです。

人の意識(心理)は表層に出ている部分が5%、残り95%が深層心理だとも言われています。

例えば、「あなたはなぜこの商品を買ったのですか」というようなアンケートインタビューをすると、「こうこうこういう理由です」と返ってくるわけですが、もっと深いところまで自分と向き合ってもらうと、「実は・・・」というまったく違う理由が出てくることがあります。

これを、「お客様はどんな商品/サービスがほしいのか」という企画などをする際に、顕在ニーズを知るのではなく、「お客様の本当の気持や欲求はどんなものだろう」と深く追っていくのが「インサイト」です。

インサイト」を行うときに、その商品が自分の過去体験とも結びつきのある場合は、「自分はあの時本当は何を欲しがっていたのかな」と自分の中にダイブしていくのが有効です。

今回の「自分で(自分たちで)目標を見つける方法」という記事は、それを行ってみたものです。

「従来はあったコンクールなどのイベントの目標が失われてしまい」「目標を作りにくい」という状況があると仮定して、その場合にどのような提案ができるだろうか、ということを考えました。

特にインサイトを行わずにパッと考えてみるなら、「別のイベントを探す」とか色々と出てくると思うのですが、そもそもなぜ目標を作らないといけないのか、なぜ目標がないと動けないのか、その目標に対して自分はどんな効果を期待しているのか、みたいなことを見つけていくには、インサイトがちょうどいいかなと思ったのです。

普段だったらそこまで追わないのですが、ちょうど週末にインサイトの本を読んだんですよね。インサイト自体はもう10年以上前から知っていたし研修も受けたことがあるのですが、今回あらためて学びなおして、「これを応用してみようかな」と思い立った、というわけです。

たぶんバーンアウトのインタビュー記事で一番皆さん答えが難しかったのが「目標」の項目だったかなと思うので、そこを僕なりに掘ってみた感じです。

ビジネス以外の色んな場面でも使える手法だと思うので、記事を読んで参考にして頂ければいいなと思います。

【編集長が最近思うこと】自分で(自分たちで)目標を見つける方法 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

お金にならなかったのに僕がWind Band Pressを未だに続けている理由も、たぶんこの記事で解明されていると思います。

なお、ご支援お待ちしております・・・

Wind Band Pressおよび運営元のONSAへのサポートをお願い申し上げます - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


ついでに、このインサイト結果をWBP Plus!のほうでも応用してみて、「大丈夫。居場所はきっと見つけられる。」というキャッチコピーをつけて導線の組み直しなんかをしています。

よかったらなにか買っていってね・・・

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吹奏楽などのCD・楽譜 WBP Plus! - Yahoo!ショッピング

 

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バーンアウト(燃え尽き症候群)と伸び悩んだときのリフレッシュ

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こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


今週から「バーンアウト燃え尽き症候群)」についてのコラムとインタビューがスタートしました。

燃え尽き症候群、と聞くと、あしたのジョーみたいな真っ白けで「やりきったぜ・・・」みたいなイメージがありますが、実際には「不完全燃焼」によるメンタルヘルスの低下、というようなことが現在問題になっていることのようです。

これについて、自分も5月にそうなっていたこともあって、言語化は出来ないけどなんとなくモヤモヤと「今は多くの人がこんな感じなのかなあ」などと考えていました。

日曜日に、たまたま、妻が「ハーバード・ビジネス・レビュー」という雑誌を読んでいるのを見て、「なにそれ」と気になって読ませてもらうことにしました。その号のテーマが「バーンアウト」で、「なるほど!なるほど!」と思いながら一気に読みました。

読者層がビジネスパーソンなので会社とか組織の話が多かったのですが、「これは僕みたいに心が死にかけてる人に届けたい」と思い、急いで企画や原稿のメモをスマホGmailからWind Band Pressのアドレスに宛てて送りました。(パソコンは基本的に土日は閉じているのでだいたいスマホから自分にメールを送ります。月曜日には土日の僕からのメールがたくさん届いています)

そして月曜日に数名の方に依頼のメールをお送りしつつ、自分でも原稿を書いたのが下記です。

【編集長が最近思うこと】バーンアウト(燃え尽き症候群)にならないために・立ち直るために - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


その後、すぐに會田さんからご返信があり、記事を公開。

「僕たちは音楽の僕(しもべ)です」~バーンアウト(燃え尽き症候群)にどう対処するか~:會田瑞樹さん(打楽器奏者)へのインタビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


その後、今度は有吉さんからご返信があり、記事を公開。

「自分の人生で大事にしたいことは何なのか」~バーンアウト(燃え尽き症候群)にどう対処するか~:有吉尚子さん(クラリネット奏者)へのインタビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

これが6/16までの流れです。

日曜日に「これは今すぐなんとかしたい」と思い立ってから2日で3本の記事が出来たのでとても良かったのですが、反響もいつもよりも多く、「ああ、これは今やっておいてよかった企画だったな」と思ったりしています。

詳しくは上記の記事を読んでいただきたいのですが、最後の「もしバーンアウトしてしまった場合に、その状態から立ち直るために、どのようなことが効果的だと考えますか?」という質問に対して、會田さんは「死ぬこと以外はかすり傷」(そういう編集者がいましたね)、「音楽も、人生も、あなた自身のもの」、そして有吉さんは「まずは休むことを大切にして、焦らずに変わっていく時代についていく方法を探す」と答えていただいています。

答えは人それぞれなのがインタビューの面白いところですが、それだけ多くの知見を得られるので、答えは違っていいのです。いずれにしても、お二方とも優しさがにじみ出ていますね。


バーンアウトによるメンタルヘルスの低下以外にも、この時期から始まるメンタルヘルス低下要因のひとつに、今年は練習があるバンドの場合に限りますが、コンクールやサマコンなどの練習における伸び悩みがあると思います。

練習できる環境にあるだけ恵まれているとも言える世情ですが、そうはいってもどんな状況でも人それぞれ置かれた状況の中で悩みはあります。「練習できてるんだから文句言うなよ!」とは僕はとても言えません。

ということで(今日長いな)、このブログの後半は「伸び悩んだときのリフレッシュ」についてお話します。

リフレッシュの方法は人それぞれ色々あると思うのですが、対症療法にも限界がありますから、できればストレスの元を根治したいところです。

そもそも「なぜ伸び悩むのか?」ということについて考えてみたいと思いますが、伸び悩む、ということは、理想に対して現実が追いついていないことを自覚している状態じゃないかなと思います。

理想と現実の間のギャップがモヤがかかったように曖昧になっていると、伸び悩みストレスの火種がチロチロと萌え続けることになります。

理想と現実の間にあるモヤの正体は「課題」です。理想に近づくために解決していくべき課題ですね。これが整理出来ていないから、解決法も見つからない。ですので、まずは整理する時間を取ってみる、課題だと思われることを書き出してみることがオススメです。

ロングトーンで出るきれいな音が合奏になると出なくなる、なかなかうまく演奏できない箇所がある、タンギングが汚い、などなんでも良いんですけど、自分の中で自分が「理想に対して出来ていないこと」を書き出してみましょう。

その後は、がむしゃらに練習する前に、解決に必要な材料を揃えることが重要かなと思います。

例えばプロ奏者の演奏を聴く、レッスンを受ける、オンラインレッスンを聴講する、教則DVDを買う、簡単なソロ曲を練習してみる、基礎練習のルーチンの目的を変えてみる、アンブシュアを変えてみる、合奏を見学させてもらう、一緒に練習したことない人と一緒に練習してみる、などなど・・・課題や状況によって変わりますが、パッと思いついただけでもこのぐらいの材料があります。

おそらく、こういった材料を用意せずに「気合と根性でなんとか」「Twitterでフォロワーが多い人の意見を参考に」とかやっていると、少しは良くなるかもしれませんが、課題の根治には至らず、たぶんストレスが溜まるばかりで、バーンアウトが起きる可能性もあります。

課題を整理して、それに対して有用であろう解決のための材料を揃えて、焦らず着実に毎日課題を少しずつ克服していくのが、「急がば回れ」的な意味でベターなのかなと思います(とはいえこの時期の練習は焦りますけどね)

焦燥感があまりにも強い場合には、少し頭を自分の課題から離して気分転換をするのも良いと思います。

とはいえなかなか友達と出かけてウェイするわけにもいかないので、一人の時間をどう過ごすか、というところですね。

Wind Band Pressにはいろいろな記事があるのですが、インタビュー、コラム、エッセイは様々な人の知見を得られるだけでなく、読むことに集中することでその時間は自分の問題について考えなくて済むという利点もあります。

自分と関係なさそうな記事をあえて選んでなんとなく読んでみる、というのも良いかも知れませんね。特に今村耀さんのエッセイや、福原泰明さんのコラムなんかは、少し音楽と離れたところのお話が多いので、リラックスするのにちょうどよいかなと思います。

インタビュー、コラム、エッセイのコーナーはこちらです。

コラム・レポート - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


もちろんWind Band Pressを含めて、練習時間以外は吹奏楽関連のものを完全にシャットアウトするというのも良いと思います。

映画やドラマを見たり小説を読んだり、パズルをやってみたり、部屋の掃除をしてみたり、なんでも良いと思います。頭の中に「悩み」「課題」が残ったままだと、その分、脳のリソースを使うので、意図的にそれを考えない時間を作る、ということです。

「課題を整理して根治にあてる時間」と「それ以外の時間」を切り分けられるように試してみてください。

部費だけじゃ足りない!そんなときは父母会やOB会を頼ってみよう

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こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


先日、部費と楽譜購入についてのお話しを見る機会がありました。

やっぱり吹奏楽(だけじゃないでしょうけど)は何かとお金がかかります。楽器に関わること(本体の購入、レンタル、修理など)、消耗品、備品、ホール代や外部練習場の費用、外部指導者へのギャラ、そして楽譜やCDなどです。

ここでお金が足りないと、「楽譜は他校から借りてコピーするか・・・」となってしまいがちなのかもしれません。これについてはWind Band Pressでも記事を書いていますが、違法になる可能性があります。刑事罰もあります。

【インタビュー】音楽著作権について学ぼう~特に吹奏楽部/団に関係が深いと思われる点についてJASRACさんに聞いてみました - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


そこで「じゃあどうやって足りない部費を補填すればいいか」ということを考えないといけないのですが、方法としては「月々の部費を上げる」「自力で稼ぐ」「支援を受ける」の3択になるかと思います。

 

■月々の部費を上げる

部費を上げると家計をその分圧迫するので家庭によっては「もうそんな部活やめなさい」という話になり家族関係の悪化が懸念されるのであまりやりたくないですね。公立学校の場合は部費の上限が決まっているところも多いかなと思います。

ただし父母会の援助という手はあります。これについては後述します。


■自力で稼ぐ

やり方は色々あります。一番シンプルなのは「依頼演奏を受けるための営業をする」ですかね。ただこのご時世だとちょっとむずかしいかもしれません。

You Tubeチャンネルを収益化する」という手もあります。演奏が上手なバンドではなくても、日々の悩みなどを部員同士で話すような内容でもいいかもしれません。全国の部活動で同じような悩みを抱えている人たちが多く見てくれれば、収益化も見込めるかもしれませんね。ただ留意事項があるとすれば、「団体としてのチャンネルで音楽作品を扱う場合はJASRACに申請が必要」なことと、「顔出しすると変態にマークされる可能性がある」というようなところでしょうか。顔出しは要注意ですね。

音楽の配信については下記の記事に少しまとめているので読んでみてください。

【許諾が必要な場合も】演奏会の動画配信やアップロードに必要な著作権の手続きなどについてJASRACに確認してみました - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

他には「過去音源からCDを作って売る」とかも考えられますが、最初に制作資金が必要なので、部費が足りていないバンドにはちょっと現実的ではないかなと思います(売れるとも限らないし)。

上記はどれも、特に公立学校の場合は学校の許可が必要かなと思うので、その辺りは学校側に事前確認をしましょう。


■支援を受ける

僕が大学のときの部活は、月の部費が2,000円でしたが、それに加えて演奏会の度に数万円とか徴収するシステムでした。しかし大学生というのも何かとお金がかかるもので、部費の滞納も増えていきます。

そこで大学そのもののOB団体であったり、部活のOB会であったり、そういうところから支援を受けたりしていたようです。(依頼演奏もバンバンやってましたけど)

OB会については良い事例の記事があるのでぜひ参考にしてみてください。

現役生の自主運営を尊重し、部活動が楽しく充実したものになるように。千葉県立長生高校吹奏楽部OB会の取り組み - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

OB会がないという学校の場合、まずはOB会を発足させることから始めないといけません。先生にお願いするか、先生がどのOBとも接点がない場合(異動してきたばかりとか)は現役生からOBに相談するとか、そんな感じで始めていくとよいのではないでしょうか。

これと同様に、「父母会」という組織があるバンドもあります。文字通り部員の父母(保護者)による会ですね。これが名ばかりになっているところもあれば、父母会そのものがないというバンドもあると思いますが、子供が部活動でどんなことをしているのか、どんな先生から指導を受けているのか、どんなことで悩んでいるのか、というのは親としては凄く気になることです。

そういった情報を共有するという目的がメインになると思いますが、部員が部活動に打ち込みやすくする環境づくりは大事です。

そのうえで、部活の金銭的な事情についても共有し、部費とは別に目的に応じて支援をお願いするのはありかなと思います。支援をお願いする前に、顧問の先生と父母会に参加している保護者との間に信頼関係を築く必要があるので、ここは先生の頑張り次第かなという気がします。

もちろん生徒も保護者と日頃から意思疎通をはかるようにしておいたほうが、話はスムーズになるでしょう(その辺り難しいお年頃かとは思いますが)。

家庭によってお金の状況やその他諸々の状況が違うので、無理に父母会に参加させるようなことはしないようにしましょう。あくまでも任意の団体として存在するのがベターだと思います。

なお、顧問の先生が「ブラック反対!定時で帰るし休日出勤もしません!」という人の場合は、父母会については父母会を結成できても支援を受けるのは難しいかもしれませんね。

活動の様子をプリント1枚で伝えたりすることは可能かもしれませんが、保護者が求めているのはそれじゃない感があります。プリントもないよりは良いですが、先生から直接話しを聞きたいんじゃないかな。なのでこれは顧問の先生の考えも尊重して、父母会結成に向けて動くかどうかを決めてください。先生もプライベートな時間がないというのは相当キツイと思います・・・

他には、依頼演奏にも通じるところですが、部活の昔のOBがどこかの企業の社長になっていたり、自営業で稼いでいたりすることもまれにあるので、そういうOBに相談するのも良いかもしれません。

OB会や父母会について留意しておきたいのは、必ずしもすべてのOBが母校の部活を好きなわけではないし、必ずしもすべての保護者が生徒の部活動への参加を支持しているわけではないということです。

支援を頂く場合はまず活動に対して理解を得られるようにし、また、各会の内部で支援参加への強制が行われないように注意しなければならないかなと思います。

これについても特に公立学校の場合は支援を受けること自体が学校からNGが出る場合もあると思うので、学校側に事前確認をしましょう。

 

今日はちょっとシビアなお金の話でしたが、お金の面だけでなくても、うまくやればOB会も父母会も心強い存在になります(うまくやればね)。

いまは活動そのものが出来ない部活も多いと思うので、この機会に「部費のやりくり問題」について先生と生徒が一丸となって思案してみるのもまた良いのではないでしょうか。

プレスリリースにたった一言「取材も受け付けています」と書き添えるだけで・・・

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こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


先日、會田瑞樹さんのリサイタルの記事を出しました。

【インタビューあり】サントリー芸術財団推薦コンサートに選出!「會田瑞樹ヴィブラフォンソロリサイタル2021 ~夢幻泡影~」(2021/10/30:かなっくホール) - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


見出しにもある通り、インタビューを行っています。

これは、色々とWind Band Pressで企画していた中での試みの一つで、「演奏会の情報を出す際にインタビューも一緒に出せば、演奏会に行きたくなる人が増えるのではないか」という仮定に基づいて行いました。

今回は會田さんからのプレスリリースが演奏会までだいぶ余裕があるタイミングで送られてきたので、「そういえばこんなことを考えていたな」と思い出して、記事を出す前にインタビューを打診して、簡易インタビューを行いました。

主催者の方も演奏者の方も(もちろん今回の會田さんも)皆さん何かとお忙しいので、すぐにインタビューが出来たり、メールインタビューの回答がすぐに送られてくるとは限りません。

なので本番まで1-2週間しかない、というような場合は控えるようにしますが、今回のように余裕があれば、先にインタビューを行うこともできるというわけです。

ただ、メディア側も分刻みのスケジュールで忙しくしていることが多いので、演奏会情報のプレスリリースが届いたときに「これをやったら面白そう」というアイディアが飛んで、「あいよ!」とサクッと記事にして終わってしまうことも多いかと思います。

あとから「あ、インタビュー・・・」と思い出してももう遅いかなという印象ですね。

演奏会情報を見た時点で、だいたいの人はその演奏会に「行こう」「行けたら行こう(だいたい行かない)」「行かない」などと何かしらの判断を下していると思うんですよね。

なので後からインタビューを出しても、もうほかの予定を入れてしまっていたり、予算を他に使ってしまっていたりすると、「まあこの演奏会は行かないから別にインタビュー読まなくてもいいか」って話になってしまいます。

そこでメディア側からの提案です。

プレスリリースに「お問い合わせ先」を掲載すると思うのですが、そこに合わせて「本公演に関して、出演者の●●、または主催の○○で取材をお受けすることも可能です」というような一言があると良いかなと思います。
(演奏会だけではなくてCDリリースなどでも同じです)

特にプレスリリース配信サイト(PR TIMESとか)経由のプレスリリースの場合、多くのメディアが見るので、メディア同士が「出し抜かれてはいけない」とこぞって取材を申し込んでくる可能性があります。

そうなればその演奏会に関するコンテンツがその分多くなります。

特に演奏会は、今の時期は公共交通機関を使うのもなんとなく嫌だと思うので、平時以上のアピールが必要だと思います。

移動中の感染リスクを考えても、それでもなおこの演奏会に行きたい、そう思わせるコンテンツを、メディアのちからを借りて、増やしていく。

それもひとつのやり方なのかな、と思いました。

時期的に実際に会ってインタビューするのも難しいと思うので、「ZOOMやSkypeを使って」とか、「メールで」とか、対応できる手段も書いておくとなお良いかもしれません。

ご参考までに。

部内でのイジメ、セクハラ、人間関係についてのお話

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こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。

2021年5月28日です。


いま部活動が出来ている学校と出来ていない学校があると思うのですが、今日は「部内でのイジメ、セクハラ、人間関係についてのお話」というタイトルで書いてみます。

コロナ以降、芸能人の方がなくなったり、先日も適応障害のお話が出たり、芸能人ではなくても若年層の死亡原因の中で自殺の割合が増えていたりと、主にメンタル面でかなり悪い状況が続いているように思います。

僕自身、2020年から「だがしかし前に進むんだ」と全力疾走してきましたが、先々週くらいでしょうか、急にプッツリと糸が切れたようになってしまって、凄く苦しんでいました。今までの人生で最も「自殺」について考えていた時期だと思います。

太陽の光を浴びている間は大丈夫なのですが、夜になると辛くなる、という状況で、最終的には仕事仲間の人に時間を取ってもらって、たわいもない話をして、それがきっかけで闇から抜け出せました。

このあたりのメンタル面のことについてはブログの他の記事でまとめているのでまた後でリンクしますね。


さて「部内でのイジメ、セクハラ、人間関係についてのお話」です。

平時でも「部内でのイジメ、セクハラ」はあるでしょうし、集団である以上「人間関係の悩み」は尽きません。これは社会人吹奏楽団でも同じかもしれません。

そして今はメンタル的に安定しない時期なので、活動できないのはそれはそれでストレスが溜まりますが、活動できていても、友達に厳しくあたってしまったり、いつもよりもギスギスしてしまうこともあるかもしれません。

イジメの問題は部内だけでなく学校内全体でもありますし、会社内でもありますよね。

どんなときも味方でいてくれて、話を聞いてくれる友達がいればだいぶ楽なのですが、バンド内で小さなグループがいくつも生まれると分断が起きる可能性もあり、派閥を作るのもいかがなものかというところ。なかなか難しいですよね。

イジメの線引きも当事者だけでは難しいところがあります。

例えば上級生から後輩への「いじり」。

上級生はイジメているつもりはなくてあくまでも「いじり」だと言うけれど、下級生からしたらそれは「イジメ」かもしれません。

かといってそういう事案を見かけたときに、他の下級生が先生にそれを言うと、「チクリ」と捉えられて、新たなイジメにつながる可能性があります。だから「あれはイジメじゃないか」と先生に相談するのは、自分にとってもリスクが高く、なかなか言い出せないと思います。

「いじり」については、上級生が同じ学年内で、見かけたときに「それはいかんぞ」と注意するように決めておくのもいいかもしれません。「自分がされて嫌なことはしない」と教わってきたかと思いますが、これは日本の思想に大きな影響を及ぼしている儒教の考え方が元になっていると思います。年上を敬う、などもそうですね。

ですが、これだけではイジメ(いじり)は止めることが出来ないと僕は考えています。「自分がされて嫌なことはしない」だと、「自分はそれをされても別に嫌じゃない」ことをやってもいいということになってしまいます。そうではなくて、自分がどう思おうが、「相手が嫌がることはしない」に考えをシフトさせましょう。

そして「相手が嫌がること」をしている上級生がいたら、上級生内で「おまえそれはいかんぞ」と止める、という決まりを作っておくのです。見てないところで陰湿なイジメが行われることもあるので完全に止めることは出来ないかもしれませんが、少しはマシかもしれません。僕たちの人生・社会は常に「ベスト」な方法が見つかるわけではありませんが、「マシなほうを選択する」ことで少しずつ良くしていければいいのかなと思います。

イジメや人間関係に関する相談窓口があります。もし誰にも相談出来ない場合は連絡してみてください。

▼子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm


大人のいじめについてはこれといった相談窓口が見つからないのですが、下記が近いかもしれません。

法務省の人権相談窓口

http://www.moj.go.jp/JINKEN/index_soudan.html

大人の場合、あまりにひどい場合には弁護士事務所に問い合わせてみるのも良いでしょう。

 

セクハラについてはWind Band Pressでも記事にしていますので、一旦参照していただきたいのですが、学内となるとちょっと事情が違うかもしれません。

若い女性奏者がよく遭遇する迷惑行為とそれへの対策(男性奏者も必読!) - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


学内・部内でのセクハラの多くは教師から受けるものかもしれませんね。上級生から下級生へ、という場合もあるかもしれません。立場を利用した厄介なやつですね。

各自が外部で頼れるところを用意しておくと良いのかなと思います。上記の記事内にもありますが、下記のような窓口が良さそうです。

厚生労働省:ハラスメント悩み相談室

https://harasu-soudan.mhlw.go.jp/

みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)※法務省管轄

http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken20.html

あとは上述の「子供のSOSの相談窓口」でも相談に乗っていただけるかも。

▼子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm


先生からのセクハラであれば教育委員会の連絡先がわかればそこに告発するなり警察に相談するのも良いでしょうが、自分がセクハラされたと自分で言うのはキツイんじゃないかと思うので、友達が気づいてあげられたらいいのかなと思います。


人間関係の難しさは、生きている以上、一生何かしらつきまとうものではあるのかもしれませんが、いま辛い、という時には上記のような相談窓口に相談することのほか、どうしても合わない場合はそのバンドから「離れる」というのも考えたほうが良いかなと思います。

ただ単に楽器演奏や吹奏楽をやりたいだけなら他の一般バンドに参加するという手もあります。学生でも受け入れてくれる地域のバンドがあるかもしれません。

また、学校内で、楽器演奏とは別に楽しく部活動をしたいなら、他の部活動に入って楽しく過ごすことも大事だと思います。その期間もし楽器演奏や吹奏楽ができなくなっても、またいずれ再開出来る時が来ます。学校の吹奏楽部だけがこの世のすべてではないので、嫌な目にあって胃を痛めながら活動するくらいなら、そのバンドからは離れてしまったほうがいいんじゃないかなと思います。


世情的に皆がストレスを抱えてギスギスしがちな昨今。逃げ道も回り道もすべて道です。まずはご自身の心身の健康を第一にしてほしいと思います。


メンタル関係の相談窓口をまとめた記事があるので、辛い時はぜひこういった窓口を活用してみてください。

心がしんどいときに相談できたりする窓口一覧【おもに新型コロナウイルス関連、10代向け】 - 吹奏楽情報サイトWind Band Pressの裏話

 

 

部活として良いチームを作る、という面ではこの記事も参考になるかもしれません。よろしければご一読ください。みんなで良いチームを作りましょう!

どうやって「良い組織」「良いチーム」を作るか?「チームビルディング」の考えを吹奏楽部・吹奏楽団に応用してみる話について伺いました - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


これはこれで結構大変で、特にパートリーダーの負担が大きいんですけどね。僕も大学を卒業した後で後輩からしょっちゅう「パートがうまくまとまらない」と相談を受けていましたが、本当に難しい。

でもそうやって相談することで気持ちが落ち着くこともあるので、卒業した先輩を頼るのもいいですね。(男性は解決策を考えがちで女性は話を聞いてくれるという傾向があるそうなので状況に合わせて頼る先輩を変えてみるのも良いかもしれません)

配信するならプレスリリースを作ってみよう

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こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


久しぶりにになりますが、今日は「プレスリリース」のお話です。

プレスリリース、というとなんとなく「大きな会社が世の中的にすごいことをやるときに出すもの」みたいなイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

「プレス」、つまり新聞、ニュースサイト、ラジオ、テレビといった報道媒体などに、「私達はこのたびこんなことをします/しました」という情報を流す(リリース)、というだけのことです。

今日の記事でいうとこの記事はプレスリリースサイトから、登録している媒体(Wind Band Pressもそうです)宛に届いたものから拾っています。

自作自演のオール高昌帥プログラム!「大阪音楽大学 第52回吹奏楽演奏会」2021/5/29より動画配信! - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


Wind Band Pressも、昔は「勝手にサイトから情報拾ってください」と言われてそうしていたのですが、他の仕事(出版とか小売とか)も忙しくなってくると、サイト巡回をする時間が取れません。

なので今はプレスリリースが送られてくるとすごく助かります。

プレスリリースの送り方は主に2つ。

まずは、「ヴァリュープレス」や「@PRESS」、「PR Times」などのような「プレスリリースサイト」に登録して、そこを経由して様々なメディアに配信してもらう方法。

これは有料のサイトと無料のサイトがあります。有料のサイトは登録されている媒体の数が桁違いなので、プレスリリースを配信するのにお金がかかりますが、より多くの媒体に到達します。

もう一つの方法は、直接媒体に連絡することです。ほとんどの媒体がお問い合わせや情報提供の窓口を設けています。いまはだいたいメールです。

Wind Band Pressの場合はこちらですね。

その演奏会、実はとても重要な情報が隠れていませんか?Wind Band Pressではプロアマ問わず情報提供を受け付けています! - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

プレスリリースの書き方についてはこちら。

【編集長コラム】プレスリリースってどうやって出すの? - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


どの媒体も、それぞれにカラーがあるので、出したプレスリリースがその媒体に合わなければスルーされてしまいますし、担当者が忙殺されていれば特に「これは!」という見出しでなければ見出しを見ただけでゴミ箱直行というケースもあると思います。

ですが、取り上げられる可能性ももちろんあります。

大きな媒体になればなるほど、毎日大量のプレスリリースが届くので、取り上げられるのはなかなか難しいです。ラジオで自分の送ったFAXが読み上げられるのと同じくらい難しいかもしれません。それだけライバルが多いということです。

だったらなおさら出したほうが良いです。他のバンドや会社や奏者はプレスリリースを出しているかもしれません。その時点で一歩も二歩も先を行かれているわけです。

見出しで「お?なんだ?」と思わせるくらいの強いプレスリリースを出したいですね。

特に今(2021年5月)は、もう1年以上も音楽公演がほとんどなく、そういった事に関する記事も目にするようになっています。その中で、感染拡大防止に留意しながら「配信」を行い、文化の灯火を消さないぞ、みんなを元気づけるぞ、というようなプレスリリースは、多くのメディアに刺さる可能性があります。

ぜひ挑戦してほしいと思います。配信日から逆算して、1ヶ月位は余裕があるといいですね。

配信が終わった後に「これだけの視聴数だった、これだけの費用対効果があった」というような情報はほとんどリリースされないので、そういった「報告」のプレスリリースを出すのも効果的かなと思います。


まずはプレスリリースを作るところからですね。最初からうまくはいかないので、繰り返しながら磨いて行くと良いかなと思います。

「誰に」「何を」伝えたいのか、まずは考えてみてはいかがでしょうか。

新入部員(団員)に「即戦力」を期待しない

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こんにちは!

Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


裏話的なことはないのですが、4月ということで昔のことを思い出したりしたのでちょっと書いてみようかと思います。

昔、就職活動していたときに「即戦力」という言葉が流行りました。2000年くらいの話ですね。

新卒で入ってきた新入社員を「即戦力」として扱おう、という、まあ簡単に言うとそんな話です。確かに入ってきた人がすぐに活躍してくれれば助かりますよね。

とはいうものの、「即戦力」という響きはなんか強そうですが、新しい組織に入って「即戦力」になれる人なんてそうそういないものでした。

これは会社だけでなくて学校の吹奏楽部や社会人吹奏楽団でも同じです。

もちろん吹奏楽の場合は経験者の人が「即戦力」として活躍したいと思って入ってくることもあると思います。自信満々ってやつですね。

ですが「即戦力」であろうとする人と「即戦力」を求める人の意識には差があるのではないかと考えています。

新しく入った人は既存の組織のダメなところが目に入りやすいので、革新を起こすこともできます。それこそがまさに「即戦力」の役割であると思うのですが、既存の組織がそれを邪魔してしまうことがあります。

なぜなら既存の組織側が求める「即戦力」は「既存の枠組みの中で『便利に使える』人」のことを指している場合が多いからです。(あくまでも経験からくる印象ですけれど)

なのでそもそも「即戦力」を求めること自体がどうかなと思うのです。

吹奏楽部や吹奏楽団に関しては、新入部員(団員)が人間関係の面とサウンド面の両方でバンドにうまくフィットするまで時間がかかるかと思います。

それまでは既存のメンバーが頑張らないといけないし、新入部員(団員)をあらゆる面でフォロー・サポートしていきたいですね。その結果として革新が起きるならそれでいいと思います。「即戦力」ではないかもしれませんが、新しく入ってもらった効果が出たという感じになりますね。

最初から「即戦力」を勝手に期待して、相互の「即戦力」感に差がある状態で、「なんだ期待はずれじゃないか」と雑に扱うようなことがあってはいけないと思います。

やはり「チーム」としてどうあるか、どう変化していくか、ということをしっかりと見据えておきたいところではないでしょうか。

余談ですが「即戦力」として採用された僕の最初の会社では、「即戦力になれるようにがんばります!」という新入社員もいれば、「即戦力はハードル高いよね・・・」という僕のような新入社員もいました。

法人営業の会社だったのですが、実際のところ「既存の枠組みの中ですぐに結果を出す」というのはほぼ無理で、そんな中で各新入社員が配属された各チームでは、マネージャーとかいろいろな肩書を持っている上司が「おまえ全然即戦力じゃねーなー、うちのチームの成績上がらないじゃないか」なんて言いながら特に新人を会社にフィットさせたり仕事がうまく回るように教えたりすることもなく、「即戦力」の名のもとに放置プレイで、文句を言っている本人は仕事中にヤフオクでスニーカーを漁っていたりしたのでした。

結果的に新卒入社が1年のうちにほとんど辞めたんですけどね。さもありなん、という職場でした。

新人が組織に変化をつけるためにはまず現状を把握しないといけませんし、変化をつけないにしても現状にフィットしないといけません。

いずれにしても「チーム」であることが重要なんじゃないかなと思います。

「あの人は経験者でそこそこ吹けるから」といって放置したり、勝手に期待値を上げたりしないで、バンドの方向性を知ってもらうことであったり、人間関係で悩まないような配慮であったり、既存のメンバーにはそういう役割が求められるのではないでしょうか。

僕が大学生の時の話をすると、僕は高校の時はテューバだったのですが大学ではクラリネットをやりたかったので、初心者でした。1年生のときは結構手厚く先輩から指導をしてもらいましたね。おかげでなんとか馴染めた気がします。

逆に経験者の同期はそこまで保護されないというか、ポンポンと最前線に放り込まれている印象で、そうはいっても部活に馴染めるかどうかはまた別問題で、結局クラリネットの僕の同期は最終的には誰もいなくなりました(一人いましたが休部だったので実質部活に参加しているのは僕だけ)。

僕が上級生になったときも、新入生のうち経験者は相変わらず先輩の方針で割とポンポンと前線に放り込まれて、期待されて、まだ馴染んでもいないのにコンクールメンバーに選ばれて、それはそれで辛かったんじゃないかなと思います。

僕は初心者への指導の担当をやってました。やっぱり後輩の中でも経験者グループと初心者グループの間でなんか溝があるような感じはしましたね。

初心者だとか即戦力だとか、そういうことよりも、まずは「良いチーム」を作る、そちらに注力するのが新年度の肝かなあ、という気がしたので今日はそんな話を書いてみました。

Wind Band Pressでこんな記事があるので、ぜひ参考にしてみて下さい。

■どうやって「良い組織」「良いチーム」を作るか?「チームビルディング」の考えを吹奏楽部・吹奏楽団に応用してみる話について伺いました

https://windbandpress.net/8999