吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの裏話

吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの編集長、梅本がたまに裏話なんかを書くブログ。

Wind Band Pressってそもそも何をしようとしているのか?

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こんにちは!Wind Band Press編集長の梅本です。

(写真の人は僕ではありません、フリー素材です)

 

久しぶりのブログになってしまいましたが、

そろそろ書かねばなあと思うので書くことにしました。

 

これまでは記事の裏話的なことを多く書いて来たり、

気づいたことや思ったことをつらつらと書いてきましたが、

今回からはしばらく

「Wind Band Pressについて」

というそもそものところをお話していこうかと思います。

始めてからもうすぐ1年ですしね。

 

今回は、

Wind Band Pressってそもそも何をしようとしているのか

という点についてざっくりですがお話したいと思います。

 

媒体資料をご覧になっている方はもうご存知かと思いますが、

私は個人事業主(屋号はONSAです)で、

Wind Band Pressはいくつか手掛けている事業のうちの一つです。

 

以下、少し媒体資料から抜き出してみます。

まずONSAがやろうとしていることについてです。

ミッション:ONSAでは下記の課題について解決策・支援策を考え続けます。

クラシック音楽文化の領域において国境を取り除き世界中の距離を限りなく0に近づけるにはどうすればよいか?

・世界中のすべての人がクラシック音楽に親しむことが出来るようにするにはどうすればよいか?

・日本のクラシック音楽文化を広く世界に発信しこれを知らしめるにはどうすればよいか?

・世界中のクラシック音楽文化を日本に伝え日本のクラシック音楽文化向上に貢献するにはどうすればよいか?

クラシック音楽に対する偏見や誤解をなくし一般に広めようとしてる団体・個人の支援をどう行えばよいか?

クラシック音楽を生活に根差した身近な音楽として認知されるためにはどうすればよいか?

クラシック音楽団体や音楽ホールの存続を支援をどう行えばよいか?

クラシック音楽を生業とする者が、余裕を持った生活ができるようにするためにはどうすればよいか?

 

こんな感じです。

 

このミッションに沿った形で、そのうちのいくつかを遂行するための一つの事業として、Wind Band Pressは存在しています。

ここで再び媒体資料から抜き出します。(だいたい媒体資料に書いてあるのです)

次は、「Wind Band Pressが目指すもの」と題した項目です。

Wind Band PressはONSAのミッションの中から生まれたサービスの一つです。

日本国内の吹奏楽人口は100万人を超えると言われていますが、そういった愛好家の方はもちろんのこ と、幅広く一般に吹奏楽ブラスバンド、管楽器、打楽器やそれらを取り巻く環境の魅力を伝えることにより、昨今メジャーレーベルの参入やTVドラマ、アニメ、映画などメディアでの注目も増しているこの機会に、より一層の盛り上がりに貢献したいと考えています。

特に情報が入りづらい海外の情報については、国内の愛好家に新しい発見をもたらすと同時に、作曲家や演奏家、そして聴衆の文化水準の向上にも有益であると考えますし、多くの国内のプロフェッショナルの 演奏家・団体のコンサート・イベント情報などを取り上げることで、少しでも多くの愛好家や一般の方が高水準の生の演奏、音楽に触れられる機会を創出したいと考えています。

現在は国内向けのメディアしかありませんが、将来的には各国向けに調整された多くの「Wind Band Press」を展開し、各サイト間で情報を共有し、世界中の情報が行き交うような場を創出したいと考えています。

 

となっています。

以上が基本的な理念の部分になります。

とぼけた顔してババンバンって感じですが(これJASRAC大丈夫?)

基本的に真面目なんです。どうか分かってくださいどうか。

 

ちょっと難しく書くと上記のような感じなのですが、

ざっくり言えば

「国境とか関係なく盛り上がろうぜウェイ」

ってことになります。(相当ざっくりしました)

 

ではそんな中でどのように記事を作っているのか、ですが、

基本的にはこちらからこれまでメールなどを使って

2,000以上の国内外の企業・音楽大学・ホール・プロの楽団・プロのアンサンブル・個人(奏者や作曲家)の方などに「情報提供のお願い」をお送りしています(2017.6.2.現在)。

 

その中から、情報をご提供頂いた場合に、その情報を元に記事を作成しています。(サイトからご自由にどうぞ、という場合もあるのでそういう場合は毎日サイトチェッカーを使用して巡回しています)

後はご存知YouTubeですね。これは一般に開放されているのでまあええじゃろって感じでニュースっぽいのを選んで記事にしています。

(我々のチャンネルのは使用しないでください、という方がおられましたらご連絡下さい。)

ちなみにYouTubeの埋め込みについては、JASRACに3ヶ月ごとに埋め込んだ動画に使用されている楽曲を報告して、お金も払っています。

結構出費が痛いのですが、サイトとしてこういうコンテンツはあった方が良いだろうと判断して、継続しています。

このあたりの判断をするにあたってはペルソナとかそんなwebマーケティング上の手法を使って参考にしたりもしています。

 

とにかく、「まずはご協力を得る、または記事掲載の許諾を得る」というところから始まります。

なので、初めの「お願い」メールの返信がないとか、途中でやり取りが止まってしまったとか、そういう方々の情報は、他の情報提供者からのご提供がない限りは記事にしていません。

別に意地悪しているわけではなくて、先方の意思を尊重するということです。

意図的に情報を掲載する媒体を選別している場合もありますからね。

それについてこちらが「何で情報くれないんだコココココンニャロー」なんて食ってかかるもんではないし。

こちらとしては情報を提供したくなるようなメディア作りを心がけるのみです。

 

あとは、基本的にはイベント情報などでしたら吹奏楽を含め管打楽器関連のプロ奏者またはプロ奏者が関係しているアマチュアのイベントなどを掲載するようにしています。

(プレスリリースサイトから送られてくるものはアマチュアでも掲載したりします)

 

理由はいくつかありますが、最も私自身が求めているのは、

「プロの演奏会にもっと足を運んでほしい」

ということです。

 

これは国籍関係なく、有名無名を問わず、音楽を学ぶという観点では、プロを名乗る方々の演奏から学ぶことが多いと考えているからです。

あとは自身がプロの演奏会に行ったときに客席が寂しい時が多かったという経験も影響しています。

マチュアの演奏会に行かれるのも良いのですが、プロの演奏会にも行ってみませんか?という感じですね。

ですが不景気ですし、学生さんは特にお金もないでしょうから、

情報をご提供頂いた際に、時間的に余裕がある数か月先の演奏会であった場合には、

チケット・プレゼントのご協力をお願いしたりしているわけです。

 

またここ数年(もっとか)、日本の作曲家や団体は老いも若きも元気ハツラツオロナミンCな感じで盛り上がっている気がしますが、

海外の作曲家や作品の情報に疎くなっている気がするので、その辺りもケア出来ればいいかなあと考えて、海外にも積極的にお声掛けをしています。

僕もそんなに詳しいわけではないので、見たことのない名前がCDなんかに出てきたらその方について調べて、サイトを見て、コンタクトを取る感じですね。

 

これについても、別に国内の作曲家の作品、国内の団体や演奏家の演奏を聴くのが悪いと言っているわけではなくて、

「もっと視野を広げてほしい、もっとたくさんの世界中の音楽に触れてほしい」

という想いがあったりします。

本腰を入れて調査を始めるとドエライことになるので、ちょっとしたスキマ時間にWind Band Pressの記事を見て、

「へーこんな人もいるんだ、曲(演奏)もなかなか好きな感じで良いなあ」

なんて思って頂ければ嬉しいですね。

 

作曲家関連の記事については日本より海外の方が多い気がしますが、

これはおそらく各自のセルフプロモーションに関する意識の差ではないかと思います。

 

日本の作曲家は日本語で日本国内に自分で情報を発信できますが、

日本語を使えない作曲家にとってはそれは難しいですから、当然ですね。

 

とはいうものの、日本の作曲家の皆様にもWind Band Pressを活用頂ければ幸いですけれど。

 

ちょっと長くなってきたのでここらで一旦締めますが、

おそらく「もっと色々知って欲しい」という気持ちが最も強いかな、と思います。

 

ぜひ皆様、情報をご提供いただき、プロモーションにご活用いただければ幸いです。

 

お問い合わせや情報提供は下記より承っております。お気軽にご相談ください。

(ぶっちゃけどっちのフォームを使って頂いても結構です)

 

▼お問い合わせ

windbandpress.net

▼情報のご提供

windbandpress.net

 

以上、長くなってしまいましたが、

今後ともWind Band Pressをどうぞよろしくお願い申し上げます。