
こんにちは!
Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。
先日、會田瑞樹さんのリサイタルの記事を出しました。
見出しにもある通り、インタビューを行っています。
これは、色々とWind Band Pressで企画していた中での試みの一つで、「演奏会の情報を出す際にインタビューも一緒に出せば、演奏会に行きたくなる人が増えるのではないか」という仮定に基づいて行いました。
今回は會田さんからのプレスリリースが演奏会までだいぶ余裕があるタイミングで送られてきたので、「そういえばこんなことを考えていたな」と思い出して、記事を出す前にインタビューを打診して、簡易インタビューを行いました。
主催者の方も演奏者の方も(もちろん今回の會田さんも)皆さん何かとお忙しいので、すぐにインタビューが出来たり、メールインタビューの回答がすぐに送られてくるとは限りません。
なので本番まで1-2週間しかない、というような場合は控えるようにしますが、今回のように余裕があれば、先にインタビューを行うこともできるというわけです。
ただ、メディア側も分刻みのスケジュールで忙しくしていることが多いので、演奏会情報のプレスリリースが届いたときに「これをやったら面白そう」というアイディアが飛んで、「あいよ!」とサクッと記事にして終わってしまうことも多いかと思います。
あとから「あ、インタビュー・・・」と思い出してももう遅いかなという印象ですね。
演奏会情報を見た時点で、だいたいの人はその演奏会に「行こう」「行けたら行こう(だいたい行かない)」「行かない」などと何かしらの判断を下していると思うんですよね。
なので後からインタビューを出しても、もうほかの予定を入れてしまっていたり、予算を他に使ってしまっていたりすると、「まあこの演奏会は行かないから別にインタビュー読まなくてもいいか」って話になってしまいます。
そこでメディア側からの提案です。
プレスリリースに「お問い合わせ先」を掲載すると思うのですが、そこに合わせて「本公演に関して、出演者の●●、または主催の○○で取材をお受けすることも可能です」というような一言があると良いかなと思います。
(演奏会だけではなくてCDリリースなどでも同じです)
特にプレスリリース配信サイト(PR TIMESとか)経由のプレスリリースの場合、多くのメディアが見るので、メディア同士が「出し抜かれてはいけない」とこぞって取材を申し込んでくる可能性があります。
そうなればその演奏会に関するコンテンツがその分多くなります。
特に演奏会は、今の時期は公共交通機関を使うのもなんとなく嫌だと思うので、平時以上のアピールが必要だと思います。
移動中の感染リスクを考えても、それでもなおこの演奏会に行きたい、そう思わせるコンテンツを、メディアのちからを借りて、増やしていく。
それもひとつのやり方なのかな、と思いました。
時期的に実際に会ってインタビューするのも難しいと思うので、「ZOOMやSkypeを使って」とか、「メールで」とか、対応できる手段も書いておくとなお良いかもしれません。
ご参考までに。