こんにちは!
Wind Band Pressの梅本です。
今週はアメリカの作曲家、フランク・ティケリさんへのインタビュー記事が出ました。
あとはこちら。MOSさんの記事。
ティケリさんとは2016年のWind Band Press開始以降の知り合いです。当時、記事を作成するために多くの作曲家や演奏家の人に「最新情報をください」という連絡をして、その中にティケリさんがいました。
当時は僕はWind Band Press以外の事業は何もしていなかったので、今では出来ないくらい相当たくさんの人に連絡をしていましたね。
ただ、英語がかなり拙かったので、たまに「これはどういう意味?」という質問が来ることもあって、なかなかに四苦八苦しておりました。
ティケリさんとも普段から連絡を取っているわけではないですし、これまでインタビューした方も最初のコンタクトは2016年で、それ以降のやり取りは稀、という方が多いです。
MOSさんの記事はトランペット奏者の中山浩佑さんからの情報提供ですね。
中山さんとも最初のコンタクトは2016年だったと思います。またこうして情報掲載の依頼(無料だよ)をいただけるのは嬉しいことです。
で、まあそういう方たちと一緒に仕事を出来るようにするためには、やはり信頼が必要です。
信頼というのは築くのに時間がかかるのですが、壊れるのは一瞬で、まさに海水浴にいったときなんかに作る「砂の城」に似ています。
信頼を築くための方法なんてのは人それぞれなので法則みたいなものもないと思うのですが、僕の場合はただひたすら真摯に真面目にやる、というだけです。
例えば問い合わせのメールには営業時間内であればなるべく早く(少なくとも当日営業時間内には)返信するとか、やるといったことはやるとか、相手を雑に扱わないとか、僕にとっては当たり前のことを当たり前にやっているだけなのですが、これが出来ない人や会社もたくさんいます(あります)。
・お問い合わせのメールが送られてきても返事をしない
・ビジネスメールで、なおかつ会ったこともないのに言葉がラフで、さらに相手を若干見下した言葉遣いや内容になっている
・返信メールに署名もなく引用もない(だからこっちはその前のメールを引っ張り出してこないといけない)
・「いついつまでにやります」とスケジュールを組んできたのにやらない、出来なかったことについてスケジュール修正の連絡もない
・そして音信不通へ
こんなことをしてるとそりゃ信頼なんて築けないし、仮に仲良くしていてもちょっとしたきっかけで信頼が100から0になることもあります。
もちろん僕も完璧ではないのですが、僕が今でも多くの人と仕事が出来ているのは、真実はわかりませんが、たぶんそういった失礼なことを回避しようと気をつけているからじゃないかなと思います。(失礼もたくさんありましたけどね、申し訳ございません)
まずは上記のような当たり前のことを当たり前にやる。
そのうえでクオリティの高いコンテンツを作る。
そして、できればWind Band Pressで仕事をした人に巡り巡ってお金が回るようにする。
それだけかなと思います。
別にWind Band Pressって大きいメディアでもないですから、「Wind Band Pressに載せてもらえるならなんでもします」なんて人はいないですし、原稿料も出せない状態なのでコラムの連載もほとんどなくなってしまっています(これは僕にも原因があるんだと思う)。
ちょっと最近、僕の中で「この人とはもう終わりだな」と信頼が崩れたことがあったので(相手が悪いパターン)、書いてみました。
やっぱり原則として人対人なので。
街中でいきなり人を殴ったり、知り合いに声掛けられて無視したりしないじゃないですか。
でもメールやSNSだとそれに近いことを平気で出来てしまいますよね。
みんなが見ている「手の中にある小窓」の向こうには自分と同じように血の通った人間がいるわけで、怒るし、喜ぶし、悲しいときもあるし楽しいときもあります。ビジネスメールだと「パソコンのディスプレイの向こうには」になるかな。
なので、人間と仕事をしているんだという当たり前のことを認識して当たり前のことを当たり前に、真摯に愚直にやり続ける、それしか信頼を築く方法はないんじゃないかなと思ったりする昨今です。
信頼は砂の城。
お互いに仕事では甘えすぎないように気をつけていきましょう。
(プライベートでは人を頼って甘えても良いと思うけどね、楽しく生きていければいいです)
梅本家家訓、ではないですが僕が父から授かった「親父十訓」から一つをご紹介して今日は終わります。
「全ての結果は他人ではなく自分に原因がある」
それではまた次回。