こんにちは!
Wind Band Pressの梅本です。
久しぶりのブログですね。
最近は特に裏話というのもないので書いていなかったのですが、あまりにも書かなさすぎなので、またちょくちょく思ったことなどを書いていこうと思います。
今日は「コンクールの練習も始まると思うので・・・」というタイトルで。
初期段階で取り組むことは色々とあると思うのですが、今日は「著作権」についてあらためて知っていただければと思います。
まずはWind Band Pressの記事の中から役立ちそうな記事へのリンクを。
【編集長が最近思うこと】「吹奏楽コンクールの自由曲にオススメ!」に注意しよう - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press
まあ色々と気をつけることはあるのですが、吹奏楽コンクールに限って言えば、関係がありそうなのは
・パート譜やスコアのコピー
・カット(編曲)
・収録業者からスコアの提出を求められた場合
あたりでしょうか。
上記3つの記事を読めばだいたいのことはわかると思いますが、例えばコピーについては、「コピーがダメ」ということではなく、「適法なコピーであればOK」ということになります。
JASRAC管理楽曲であればJ-RAPPというJASRACのサービスを使って複製の手続きをすることになるかと思います。JASRACは海外の管理団体と相互契約をしていますので海外楽曲もJASRAC経由で申請できる場合があります(楽曲による)。
カットについては、著作権の中の「著作者人格権」という権利の中にある「同一性保持権」を侵害する可能性がありますので、出版社に確認をしましょう。
録音や撮影業者からスコアのコピーの提供を求められた場合にも、スコアを必要な部数買って業者に送るか、業者側で手配してもらうか、J-RAPPから複製手続きをしてからコピーして提出する必要があります。今までこのあたりは業者側も含めてルーズにやっていた可能性がありますね。(ちゃんと手続きをしている業者や団体もあると思います)
またこういった著作権関係のことについては、楽譜出版社のYMDミュージックさんがサイトで細かくまとめてくださっていますので、ぜひ参照してみてください。
細かい事例はこちら
楽譜購入方法と正しい楽譜利用について | YMDミュージック
基本的なコピーに関する話はこちら
音楽著作物の複製(楽譜のコピー)について | YMDミュージック
さて、先程記事をだしたばかりなのですが、「指揮・指導」の基礎力もこの時期に上げておけると後々の合奏のクオリティも上がりそうですよね。
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ではまた!