吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの裏話

吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの編集長、梅本がたまに裏話なんかを書くブログ。

2022年全体のWind Band Press裏話




こんにちは!

Wind Band Pressの梅本です。


今日は年内最後のブログ更新機会ということで、2022年全体を振り返ってWind Band Pressの裏話というか、どういう方針でやってきたかみたいなことをお話したいと思います。来年に向けての話もちょっとしようかな。

Wind Band Pressはもともと「情報サイト」と銘打って始めたのですが、勝手に情報を集めて(無断使用して)「キュレーションメディア」と名乗ることは絶対にしたくなかったので、許可を得られたり、ご協力いただける人や団体に限定して情報を掲載していました。

結果的に情報の提供元に偏りが出てしまって、「これは情報サイトと名乗る感じでもないな」という結論に達し、「ウェブメディア」として記事を企画したり出す記事を制御したりしてやってきたというのがここ数年の動きです。

今年は特に変わったことはしていなくてその延長でやろうとしていたのですが、コラムやエッセイは締め切りなどがあるわけでもなく、書くも書かないもコラムニストの方にお任せでやっていたこともあり、記事の続きが出なくなりました。

一昨年くらいからもうPVは気にしなくなっているので(PVを稼ぐことが目的ではないので)、今年はいかに読んで役に立つ記事を出すかということ、あとは皆さんの演奏会などの広報に役立つ場所となれるかどうかということ、主にこの2点を重視してやってきました。

結果的にインタビュー記事と演奏会記事くらい(たまにコラム)しかなくなったのですが、インタビューも僕の家庭事情などもあって会いに行ってお話を聴くのも難しく、Skypeでもやってみたのですがどうも場の熱というか、雰囲気が掴みづらくて、「だったらメールインタビューで良いか」という気分になっています。

僕自身、あまり「この人にこんな話を聴きたい」ということがなくなってきたというか、例えば部活動の地域への移行とか気になることはあるのですが、それを誰に聴くのがベターなのか、というところで止まっている企画は結構あります。

また、全然収入がないので、有料会員制にしようかとか、記事ごとに有料にできないかとか、そういうことも考えましたが、「僕が学生時代にこんなサイトがあったら便利だっただろうな」というサイトにしたいという気持ちもあるので、「金のある人しか見られない」という仕組みはボツになりました。

ひとまずはWBP Plus!とか他の事業で稼いだお金でサーバー代をまかなえればいいかなという感じでしたね。

「Wind Band Pressをどうしていこうかな」と考えながらも結論が出ないままズルズルと1年が過ぎたという印象です。

数年前のコロナのシリーズとか、いざというときに自由に動けるサイトがあるのは僕としても良いので、サイトを潰す気は今のところないのですが、身動きが取れないうちに記事数もたいして増えずに時間ばかりが過ぎてしまって、読者の方には申し訳なかったなと思います。

メルマガのバックナンバーなんかをブログでやっていたのですが、来年はこれもWind Band Pressの【編集長コラム】みたいな記事として展開したほうが良いのかなとか、今日のところはそんなことを考えています。(ブログはもっと裏話をしたい)

ただそれをやると編集長記事ばかりになりそうで、バランスが悪いなという気もするんですよね。

今年はまだ他事業のお金もそんなに余るわけではなかったので原稿料を払って締切を作って定期的にコラムなどを書いてもらうということが出来なかったので、来年はどこかのタイミングでそういう方向にシフトすることも視野に入れていますが、今日の段階では未定です。


今年のインタビュー記事は「日本で人気のある/知名度のある作曲家」と「日本でまだ認知が低い作曲家」に依頼をしてバランスを取ろうとしたのですが、人によってインタビューの回答が来ないことも多くて、なかなかうまくいかなかったですね。

それでも多くの方がインタビューに協力してくれたので、ぜひご一読下さい。知らない作曲家のインタビュー記事とかもあると思いますが、そういう記事もぜひ読んで頂ければと思います。

インタビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


コラムでは今年は指揮者の岡田さんのコラムがメインでしたが、これもどうなるのかな・・・あと2回位で終わりにしましょうという話をしていたのですが、このまま続きを出さずにフェードアウトするかもしれないし、書いて頂けるかもしれないし。岡田さんもお忙しくなってきましたからね。僕も「次いつですか!」って突っついたりしないし。

プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


他の事業がかなり忙しくなってきた一年だったので、2022年はちょっとWind Band Pressが置いてけぼりになってしまった感があったのですが、どんなことが出来るのか、また考えながら来年は少しずつ変えていければいいなと思っています。

読んで「ほわあ」という幸せな感じになるような記事や、「この記事読めて良かったな」という記事が増えていくように、僕の方でも考えていきます。何かとギスギスした話題のほうが注目を集めやすいので、その逆を行きたいですね。

広告営業も本格的に再開したほうが良いかなと考えています。お金が入れば原稿料に回せますからね。多くの企業はまだPVを気にしていると思うので難しいかなという気もしますが・・・久しぶりに媒体資料を作ろうかなとかそんなことも考えています。

なんとか面白くて役に立つメディアにしていきたいなという気持ちはあるので、2023年も引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。