こんにちは!
Wind Band Pressの梅本です。
今日は「メールインタビューの裏話・・・」というお話で、どんな感じで普段進めているのか、という話をしてみようと思います。
■まずはリストアップ
まず最初に、「この人に話を聞きたいな」という人をリストアップします。
これはもう気分だったり、旬だったり、色々あるので特に基準はないのですが、その中でも海外の作曲家の場合は「日本でも有名な人」と「あまり知られていなさそうな人」に分けて、バランスを取るようにしていますね。
日本人の方の場合、演奏家でも作曲家でもそれ以外でも、メールよりも会って話したほうがいいかなと最近は考えています。会えば話も広がるし、リモートでやると空気感がわからないのでちょっと難しさを感じるところがあるので、できればお会いしたほうが、良い記事になるかなと思います。
とはいっても家庭の事情とか金銭事情とか色々あるのでなかなか動けないんですけどね。
あとは日本人の方であれば他の出版社サイトやウェブ媒体でインタビュー記事出てたりするので、「僕が取材する理由」みたいなものが見つからないと(モチベーションがないと)なかなか声をかけづらいですね。
■状況を見ながらメールで依頼
頼んでおいた分の返信状況などを見ながら、海外には追加で「メールインタビューしたいんだけど、どう?」という感じで新しい候補者にメールを投げます。
だいたい1回で二人ずつくらいですね。あんまり多くても僕が翻訳処理出来ないので・・・
この時点で、
「忙しいから無理だわ」という人、
「面白そうだね、やろうぜ」という人、
そして返信がない人に分かれます。
「面白そうだね、やろうぜ」という返事があった人に、おなじみの質問項目をメールします。
この先はもう未知の世界で、翌日には質問の回答を全部埋めて返信してくれる人もいれば、音信不通になる人もいます。
必ずしも回答が来るわけではないというのがメールの難しさですね。
ちなみに今日の時点で最新インタビュー記事のティモシー・マーさんは、質問を投げてから1ヶ月かかりました。皆さん忙しいですからね・・・
回答があれば、なるべく早くそれを翻訳して、写真がなければ送ってもらって、ようやく記事が公開となります。
なんだかすっごい地味な裏話になってしまいましたが、そう、僕の仕事はめちゃんこ地味なのです。
地味な作業の積み重ねでだいぶたくさんのインタビュー記事が溜まってきました。まだ読んでいない記事があれば、読んでみて下さいね。
インタビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press
今日はこのへんで。