吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの裏話

吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの編集長、梅本がたまに裏話なんかを書くブログ。

Wind Band Pressの広告プランをクリック保証型に統一しました&広告の効果測定についての話

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こんばんは!

Wind Band Press編集長の梅本です。


Wind Band Pressでは開設当初から広告の募集をしているのですが、これがなかなかほとんどお申し込みがない。

色々な団体や企業様からお話を聞く機会もあるのですが、4年ほど前から今の今まで、ずっと皆様「予算がなくて・・・」という状態です。

でも、広告は打ちたい。というのがクラシック音楽関連の団体や企業の方の現状だと思います。

そのためこれまで色々とWind Band Pressの広告プランについても試行錯誤してきましたが、どれだけ安くても効果測定しづらいところがあるかなと思いクリック保証型の広告に変更しました(2020/5/29付)。

Wind Band Pressの目的は、業界を盛り上げること。

そのためにぜひ広告を有効活用して欲しい。

バンバン広告を出してバンバンお客様を集めてバンバン商品を売ってバンバン盛り上げて欲しい!

でもWind Band Pressの運営にはお金もかかっていて、ボランティアではない。

その辺りの折り合いがつく現状でのギリギリの価格かな、という設定に変更しています。1クリック150円です。(個人の方や零細企業の場合はもう少しご相談に乗ります)

▼広告プランについての資料請求ページはこちら

https://windbandpress.net/ad

 


■広告の効果測定にページビュー(PV)やクリック数だけを見るのは遠い昔の話、大事なのは何を評価指標に設定するか

これまでに、「御社のPVはどのくらいですか」「これまでの広告の平均クリック数は出せますか」といったお話をされる広告代理店の方もいらっしゃいました。代理店ですから、クライアントからそういうデータが欲しいと言われて問い合わせをしているのだと思いますが、まあナンセンスです。

広告を出す、打つ目的はなんでしょうか。それがハッキリと決まっていないと、効果測定は出来ません。

演奏会の広告であれば「チケットが売れるかどうか」、もっと言えば「いくらの広告費をかけて何枚チケットが売れたのか=チケットを1枚売るのにかかったコストはいくらだったか」ということが広告の効果測定の指標になるでしょう。

この時、PVやクリック数そのものは関係ありません。

売れた数(購買された数、アクション)÷広告費(コスト)=効果

です。CPAとかいったりします。(コスト・パー・アクション)

私自身、これまでにいくつかの会社で働かせていただきましたが、その中の一つの会社で、吹奏楽や音楽とは無縁でしたが、広告の出稿を担当していた時がありました。まさにいま私が呼びかけている皆様の立場に従事していたわけです。悩ましいですよね。わかります。

私の場合は、媒体を選び、媒体に合わせたバナーを作成し、入稿し、CPAを見て、どんなタイプのバナーがCPAが伸びるのか、毎日考えて、様々なタイプのバナーを試していましたね。(チームの集計担当が、どの媒体からの流入かを見るために入稿するURLにパラメーターをつけて、Googleアナリティクスで集計していました)

クリック数が多くても商品が売れなければ効果はゼロです。逆にクリック数が少なくても商品が売れればCPAが良い数値になります(広告費にもよります)。

お気づきの方はもうお気づきかと思いますが、この場合、最も重要なのは媒体のPVでも、クリック数でもなく、「クリックされたあとの自社サイトでのお客様の行動」です。

クリックされたあとに移動するページ(ランディングページ=LPと呼びます)は最適かどうか、LPからチケットを購入するための導線はお客様にとって分かりやすいデザイン・設計になっているか(ユーザーインターフェースUIが適切かどうか)、重要なのはここです。

このLPから目標とするアクションまでの導線が出来ていないと、ウェブ広告だろうが雑誌広告だろうがSNSだろうが、どこで呼びかけてもさほど効果が出ません。

まず最低限、ここをクリアする、またはCPAが悪いときにはすぐに改善できる状態にしておくことが大事です。

ページがスマホに最適化されているかどうかはGoogleの「モバイルフレンドリーテスト」でチェック出来ます。

https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja

またページの表示速度が遅いと離脱の原因にもなります。これもGoogleのサービスでスピードテストができます。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA

表示を軽くする方法は色々ありますが、一番やってしまいがちなのが「重い画像を読み込ませようとする」ですかね。例えば表示は横幅500pxくらいなのにアップロードしている画像が横幅2500pxとかで何メガもあるとか。これを表示させるサイズに合わせて縮小した画像に差し替えるだけで表示速度は上がります。チェックしてみてくださいね。

 

その次に大事なのがバナーのデザイン。Wind Band Pressの場合は演奏会の広告であれば演奏会のチラシをそのまま掲載することも出来ますが、やはりこだわって多くのクリックを獲得できるようなデザインを考えてほしいですね。

バナーのデザインは実際のところ効果測定に関しては優先順位は1位ではないということです。

ウェブ媒体のPVや雑誌の発行部数なんかも、広告の価格をその数値で割るのは意味のないことです。例えば少ない部数の雑誌でも、広告費が高くても、CPAさえ良ければ何でもいいんです。広告費が回収できるということですからね。

クラシック音楽業界は、ざっと見たところこの辺が弱いです。確かに広告予算もないのでしょうが、その前にお客様が購買に至る道筋がうまく作れていない。ページの表示速度が遅い、スマホに対応していない、メニューが分かりづらい、そもそもLPでチケットが買えるように完結出来ていない。

だから広告の予算が降りないのです。

「効果測定指標はチケットの売上額で、LPはこのページにします、広告を出すにあたってLPのUIをこのように変えてチケット購買へのハードルを低くしています、予測される購買率はこうなので今回の出稿に関してチケット1枚あたりのコストは余裕しゃくしゃくで回収できます」

というところまで先に案が出来ていれば文句もないでしょう。

どの媒体にいくらの広告を出すにせよ、回収できれば問題ないわけです。

ぜひわかりやすい料金体系になったこの機会に、Wind Band Pressの広告枠をバシバシ使って頂ければと思います。

盛り上げていきましょう!

 

▼広告プラン詳細ページはこちら!皆様からのお問い合わせお待ちしております!

https://windbandpress.net/ad