吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの裏話

吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの編集長、梅本がたまに裏話なんかを書くブログ。

なんでWind Band Pressを始めたのか(1)~開業までの話~

こんにちは!

Wind Band Press編集長の梅本です。

 

今日からしばらく

「なんでWind Band Pressを始めたのか」

「Wind Band Pressって何なのか」

「Wind Band Pressを通じて何をしたいのか」

みたいなことも書いていきたいと思います。

 

今日は第1回。開業前夜までのお話をしてみようと思います。

 

私は高校から吹奏楽を始めて、大学4年間続けていました。

大学を出て社会に出た時は事務機器の営業マン。

正直、大学4年間の吹奏楽部生活を終えて(その後1年留年して単位取得のための真面目な勉強にあけくれたものの)、吹奏楽に「燃え尽きた」感じがありました。吹奏楽とはもう距離を置こうという感じでしたね。

ただ大学時代の部活の友人たちとはつながっていて、営業マンとして私が毎日満員電車に揺られ、帰りの電車では毎日ヨダレを垂らしながら寝て、消耗しきっていた頃に、

一般バンドに入って続ける人、教員になって吹奏楽部の顧問になった人、色々な友人から話を聞く中で、「事務機器を売っているのが何の役に立つんだろう?どうせならまだ吹奏楽が好きで吹奏楽を一生懸命やっている友達の役に立ちたい」と思ったのが、この吹奏楽の業界で働きたいなと思ったきっかけでもあり、今でもこうして色々やっている原点でもあります。

 

その後吹奏楽関係の事業をやっている会社に何とか入れてもらって、私にしては結構長いこと働いて、その後は同じ吹奏楽関係の会社に転職するんですけど、色々あって(そりゃ色々ある)辞めて、しばらくは吹奏楽からまた離れた生活をしていました。この頃にはもう結婚もしていて、広島にいて、妻は広島でバリバリ働いている、という状況。

 

私は広島でいくつかの会社を転々としました。それぞれの会社、面白い事業をやられていると思うんですが、自分はどの会社に入っても「やっぱり吹奏楽絡んでないと仕事が面白いくないな」と感じてしまうようになっていて、ちょくちょく古巣を手伝ったりしながら食いつないでいたりしました。

 

子供も産まれて、妻が育休を終えて会社に復帰して、私は失業手当でなんとか暮らしていて、子供の保育園の送迎なんかをしながら、「次は何をしようかな」と考えていました。

保育園の送迎の関係上、外に働きに出るのは難しい。(中途入社だろうがなんだろうが新人をいきなり時短で雇ってくれるところはほとんどないし、家庭の事情で早退が続くようなら試用期間でクビってもんです)

かといって在宅として外注してくれる吹奏楽関連の会社のアテもない。吹奏楽絡んでないと全然面白くない。どうせ外には出られないし、自分で何か自宅で出来る事業を立ち上げよう。

そんな感じで、失業手当が切れるまではしばらくはブログを書いたり最近のCDを買って聴いたりしながら「吹奏楽リハビリ」をしつつ、いくつか事業の候補を考えました。ただ、ひとつ問題がありました。

お金がない。

失業手当は生活費すらまかなえず、貯金もどんどん削られていっていました。(しかもCD買ってたし)

そんな状態で、商品を在庫する資金だとか、そういう「先に出ていくお金」が、いくつかの事業構想に対しては足りなかったんですね。

そこでいくつかの案の中から選んだのが、そんなに元手もかからず始められて、広告収入も期待できる情報サイト。それが「Wind Band Press」です。

 

だがしかし、甘かった・・・

 

来週はこのときのそもそもの失敗(今までに続く大失敗)の話、そしてなんでWind Band Pressを始めたのか、なぜこれがいくつかの事業案の中に入っていたのか、という話を書いてみようかと思います。※予定は未定です。「演目は変更になる場合がございます」と同じです。