吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの裏話

吹奏楽・管打楽器のウェブメディアWind Band Pressの編集長、梅本がたまに裏話なんかを書くブログ。

冬季休業に関するご案内(12/26-1/4)

 

ONSAが運営するすべてのサービス(Wind Band Press、Golden Hearts Publications、WBP Plus!)について2020/12/26(土)から2021/1/4(月)まで冬季休業とさせていただきます。

ストアについては期間中もなるべく出荷は行いますが、出版社やレーベルへの発注については各社の状況によりますので1/4以降となる可能性がございます。

またすべての事業に関して、期間中のお問い合わせについては1/4以降に順次回答予定です。

あらかじめご了承ください。

数あるWind Band Pressの記事の中から何を得てほしいのか、という話


こんにちは!Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


今日は「数あるWind Band Pressの記事の中から何を得てほしいのか、という話」というタイトルでブログを書いてみます。

 

Wind Band Pressは現在無収益のサイトです。記事はすべて無料で読めますし、広告も掲載していません。広告収益をやめたおかげでページビューなどを追わなくて済むようになりましたし、割と自由にやりたい放題やれるようになりました。(ファンティアを通じてサポートも頂いているので何でもかんでもというわけにはいかないですけれど)

11/25現在、記事数は3,500くらいあります。

この中には、もう終わってしまった演奏会や、当時のリリース情報なんかも含まれています。今は「ウェブメディア」としていますが前は「情報サイト」だったので情報量が命だったんですよね。結局それでもお金を稼ぐという意味では失敗だったんですけれど。

この先、なにか良い手があれば考えますが、今のところはこのまま無収益サイトとしてのんびりやっていくことになろうかと思います。

 

さてこの大量の記事の中から、特に読んで欲しい、得てほしいものというのはズバリ「色々な人の知識や価値観」です。コラムやインタビュー、エッセイ、演奏者や作曲家紹介記事(初期の頃にやってた)などですね。

 

日本で人気の作曲家や演奏家のインタビューはアクセスが多く集まりやすいのですが、それだけでなく、日本・海外を問わず、知らない人のインタビュー記事やコラムも読んでみて欲しいのです。

自分が知らないだけで、世の中にはすごい人がたくさんいます。彼らの思考、活動、作品などをどんどん吸収してほしいと思っています。

 

Wind Band PressのほかGolden Hearts PublicationsやWBP Plus!を運営しているONSAのミッションはいくつかあるのですが、その中の一つ、最も大事にしているのは「国境をなくす」ということです。

 

実際には地理的は国境はあるのですが、心の国境は取り払って欲しい。音楽に国境はない、と言いながら海外の演奏家や作曲家と日本の演奏家や作曲家を分けて考えるのはもったいないと思うんですよね。住んでいる場所が違うとか国籍が違うだけで同じ人間なので、そこに情報があるなら等しく触れたらいいじゃない、と思うんです。

 

どこの国が優れているとかそんなことはないんです。人によります。国籍も関係ない。いろんな人がいろんな国にいて、いろんな価値観で生きているだけです。

 

人によっては今こそ多忙だったりすると思いますが、平時に比べてここまで時間がある状況というのもなかなかないと思うので、今のうちに過去記事を漁って、どんどん新しい価値観や思考を吸収して、「そういう考え方もあるのか」だったり「これは役に立つな」だったり、「情報を得る」という体験を通して国境やバイアスといったものを少しずつなくしていってほしいです。

 

知らない人の話でも役に立つことがあるでしょうし、知っている人の話でも退屈なときもあるかもしれません。読んでみないとわからない。わからないなら読んでみよう。そんなマインドですね。

 

CDを買ったりするのはお金もかかるしなかなかチャレンジが難しいのですが、無料の記事を読むだけならチャレンジするのにお金はかかりません。貪欲に新しい(自分の知らない)ものを取り込んでいくための訓練だと思って「知らない人」の記事を見つけたら「えいっ」とクリック/タップしてみてください。

サイト内を探すならこのあたりのカテゴリになります。

作曲家・演奏家紹介 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

コラム・レポート - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

※「インタビュー」もこのカテゴリに含まれています

 


サイト内を探す時間をとるのが難しい場合はSNSのフォローをオススメします。

TwitterFacebookでは過去記事からセレクトした記事をちょいちょい流しています。

たまたまそのSNSスマホで見ていた時にWind Band Pressから情報が流れてきたら、魚釣りのように「ヒットした」状態なのでそのまま釣り上げてください。

Facebook:@windbandpress

https://www.facebook.com/windbandpress/

Twitter:@Wind_Band_Press

https://twitter.com/Wind_Band_Press


知らない人の記事でも読むようにしていくと、そのうち「好奇心」というとても大事な資質を得ることができます。新しいことを知ることに対してどんどんと貪欲になっていく。他人の言うことを盲信するのもどうかと思いますが、でも好奇心がないよりあったほうが人生楽しいかな、と思います。(何事もほどほどで静かに暮らしたいスタンド使いでもない限りは)

知るのは楽しい、という気持ちになるお手伝いが出来ればいいなと思います。

明日、またインタビュー記事を出す予定です。

引き続きご愛顧のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

インタビューやコラムは「無料で当たり前」じゃないという話

 


こんにちは!Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


今週は下記の記事を出しました。最近にしては結構多いです。

「和声学を学ぶために必要な「予備知識」とは?」プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」第14回 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

何これカッコ良すぎる!Superb Hop Band【極東Pop Culture×JAZZ&ROCK】配信ライブ(2020/11/24) - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

演奏はさすがの一言!ニコラ・バルデイルー(クラリネット)「対話(ダイアローグ)」CDレビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

特にシュワルツの「エア・レース」がカッコイイ!「ゴールデン・ピーク:吹奏楽ベストセレクション」CDレビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

コロナ禍を私たちはどう生きたか~未来に残すそれぞれの記憶~:會田瑞樹さん(打楽器奏者、作編曲家)へのインタビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

コロナ禍を私たちはどう生きたか~未来に残すそれぞれの記憶~:マンチン・ドナルド・ユーさん(余文正:Man-Ching Donald Yu)(作曲家)へのインタビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

特筆すべき音楽へのアプローチ!ゲイリー・カーティン (ユーフォニアム)「エイラ・タイム(アイルランドの時)」CDレビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

コロナ禍を私たちはどう生きたか~未来に残すそれぞれの記憶~:ピート・スウェルツさん(Piet Swerts)(作曲家)へのインタビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

コロナ禍を私たちはどう生きたか~未来に残すそれぞれの記憶~:スーユー・ホァンさん(黄思瑜:Ssu-Yu Huang)(作曲家)へのインタビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

今、注目のトランペットプレイヤーによる最高級なアンサンブル、始動!ザ・シルキー・ファイブ コンサートツアー 2021 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


「コロナ禍を私たちはどう生きたか~未来に残すそれぞれの記憶~」の記事がダダダッと出ましたね。

これは、募集しても集まらないのでこちらから声をかけていくようにしていて、まずWind Band Pressと同じONSAの楽譜出版事業であるGolden Hearts Publicationsでお世話になっている作家さんたちに連絡して、お返事を頂いている分を出したものです。

アイキャッチもなるべく本人に関係のある、出来れば最近の写真をお願いしているので、回答はもらっているけど写真待ちの原稿もあります。(写真がなかなか来なければ先に出しちゃおうかなとも思いますが)

これは全部、無償で書いていただいています。皆さん主旨に賛同していただいて、「役に立つのであれば」と原稿を送ってきてくれています。

他のインタビューやコラム、エッセイも同じです。

Wind Band Pressは開設以来ずっと赤字事業で、あまりにも広告が入らないので、収支を健全化するために広告を全廃しました。

広告収益を目的としたサイトだと、音楽動画を埋め込むためにJASRACさんと契約が必要で、広告収益があろうがなかろうが毎月5,500円を払っていました。4年位払っていたので累計で25万円くらい払ってた感じになります。その間の広告収益はおそらく10万もなかったわけで、これはもう広告全廃しないとダメだと。
(動画は使いたかった)

もともとお金がなかったので、コラムとエッセイについては原稿料が払えていません。その代わりに著作権はすべて彼らに帰属するようにしていて、Wind Band Pressから原稿を消すのも、書籍化するのも、何をするのも自由です。

いまのところ「記事を消してくれ」というお話はないので皆様の暖かさに支えられております。

インタビューも、大手かどうかを問わず「メディア」というところの人間は「取材は無料で受けてもらって当然」という意識が強い綾瀬はるかさんへの取材が有料になったときに各メディアが猛反発した事件を知っていますでしょうか)。

でも、取材を受けている時間というのがあるわけなので、「無料で当然」ということではないんですよね。取材を受けるメリットのほうが多いかなとか、そのメディアに悪い印象がないからとか、そういうことでWind Band Pressについても皆さん善意で取材を受けていただいていると僕は解釈しています。お金もらいたいと思うんですよね本当は。(残念ながらそうなるとうちは借金するほどお金が不足しているので取材できなくなるんですが)

当然、それらの記事も、Wind Band Pressは特にお金をもっていない学生さんに読んで欲しいので全部無料にしています。過去に有料化しようかとも思ったのですが、システム的にうまくいかなくて、どうしようかなあと考えているうちに「でも学生さんが決済できなくて読めなかったら、この事業やってる意味ないな」と思って、有料化の企画そのものを中止しました。

紙の雑誌であれば皆さん買って読んでいるでしょうから、本来有料でも良いんですけどね。でもウェブメディアで有料のところって、僕ですら読まないので、やっぱり何か雑誌とウェブは違うんだろうなあという感じです。

ただ、無料で読めるけど、その記事が出るまでに関わった人の時間を考えると、やっぱり無料じゃないんですよ。「提供者側が負担している」んですよね。お金が入ったかもしれないその時間を。

なので、これはちょっとしたお願いなのですが、例えばインタビューを読んでその人のことが気に入ったら、演奏家であればCDを買ってあげたりコンサートに行ってみたり配信ライブのチケットを買ったり、または演奏のをお仕事を依頼して欲しいですし、作曲家であれば楽譜を買ったり、委嘱をしたりして欲しいと思うんです。コラムやエッセイも同じですね。気に入ったらぜひ彼らにお仕事を依頼してほしいと思います。

Wind Band PressはWBP Plus!Golden Hearts Publicationsのストアにリンクしているので、そこで何か買ってもらえれば、それがWind Band Pressのサーバー代になったりするわけなので、そういった形でご支援頂ければとても嬉しいです。

何年も行っていない飲食店が潰れて、「えー!なんで潰れたの?あそこ美味しかったのに!」と思うことってあると思うんですけれど、潰れた理由はシンプルで「自分が何年もいかず、何年も一銭も落とさなかったから」なんですよね。一人のせいではないのですが、それが100人、1000人と積み重なっていけば潰れます。

無料コンテンツを消費するということは、それと同じリスクがあるということなんですよね。コンテンツ提供者側が広告で儲かっている場合を除いて。(この業界は広告を出す体力のある企業もそうそうないのでちょっと難しいです、Googleの広告はアドブロッカーで非表示にされちゃうし)

他の例でいうと、ソシャゲを無課金で遊べるのは、他の誰かが課金しているからです。

イメージ湧きますでしょうか。

取材を受けるのもコラムを書くのもWind Band Pressの運営もその他のすべての記事も「無料」ではなくて「誰かがその分のなにかを負担しているんだぜ」というお話でした。

なんとなく「無料」の正体を知っておいてほしいな、という感じで今日は書いてみました。

ひとまず、インタビューにご協力頂いている皆様、コラムやエッセイを書いて頂いてる皆様、そしてそれを楽しんで頂いている読者の皆様に、改めて感謝申し上げます。

お金の問題もクリア出来るように他の事業で頑張って稼ぎます!

引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます!

コロナ禍にどう過ごしたかを未来にアーカイブしませんか?

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こんにちは!Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


今週は下記の記事を出しました。

作品と奏者が渾然一体となる不思議な感覚。各氏のプロフェッショナリズムがいかんなく発揮された、見事としかいいようのないアルバムの誕生!會田瑞樹CD「いつか聞いたうた」レビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

「世界の調和、人間の調和、音の調和」プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」第12回 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

コロナ禍を私たちはどう生きたか~未来に残すそれぞれの記憶~:小國晃一郎さん(浄書家・編曲家)へのインタビュー - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 


注目していただきたいのは
「コロナ禍を私たちはどう生きたか~未来に残すそれぞれの記憶~」
です。

文中にもあるのですが、Wind Band Pressでは、2020年10月から、特に音楽に関係する様々な立場の人にスポットを当てて、「コロナ禍を私たちはどう生きたか~未来に残すそれぞれの記憶~」という簡易的なインタビューシリーズを始めることにしました。

この難しい時期をサバイブした人の事例を残すことで、将来的にまた経済活動が停滞したり、音楽が思うようにできなくなった時に、何かしらのヒントになるのではないかと考えました。この記事は今を語っていますが未来に残すための記事です。

最初はFacebookで限られた人に呼びかけてみたのですが、まだコロナ禍にあって何も解決していないので(むしろこれから冬なのでまたちょっと怖いシーズン)、なかなかご協力頂ける方が集まりません。

今回はようやく出せた1本目となります。

もう一本、取材をお願いしているものがありますので、近いうちに出せると思います。

プロアマ問わず、様々な立場で音楽と関わられている方の事例を残しておきたいと考えていますので、もしよろしければ皆様もご参加頂ければ幸いです。

下記の3つの質問への回答をフォームからお送り頂くだけで結構です。

【質問事項】
・コロナ禍にあってご自分の立場として大変だったこと(いくつでも)
・それについてどう対応しているか(対応したか)
・今後の予定(どのように適応していこうとしているのか)

匿名希望でも構いませんので、文中に

・「コロナ禍を私たちはどう生きたか」の原稿であることがわかる一文
・記事で掲載するお名前(本名または匿名希望)
・ご職業やお立場(高等学校で吹奏楽部の顧問をしている、など。具体的な所属名を出しても出さなくてもどちらでも大丈夫です)

をご記載頂ければ幸いです。

フォームはこちら(通常のコンタクトフォームです)

https://windbandpress.net/contact

どんな些細なことでも結構です。ご協力頂ける方が増えれば増えるほど、未来への遺産が豊富になります。

皆様お忙しいとは存じますが、ご検討頂ければ幸いです。

ちょっとだけサイトの整理をしました

 

こんにちは!Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


先週のブログでも少し書きましたが、サイトを少しだけ整理しました。

記事は残っていますが、更新予定がもうなさそうなカテゴリをメニューから外しています。

具体的には「TV・ラジオ」が消えました。リリース情報は「ニュース」の下部カテゴリに移動しています。

今後記事にすることがあってもこのあたりのカテゴリに入るものは全部「ニュース」に入れていこうと思います。

あとは看板の文言を少し変えています。サイト名も「吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press」になっています。

テーマカラーやテンプレートは変えていないので本当にマイナーチェンジですけどね。

今週は記事1本でしたが、

「本来の「音程」の意味」プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」第10回 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

来週はどうでしょう。

明後日の広島ウインドオーケストラの演奏会レポートを先程お願いしたので、それが早く上がってくれば来週に出せるかもしれませんね。

(僕はその日は子供の運動会です)


全体的に動きがないので誰に取材を申し込むか結構悩んでいる最近です。動きがなくても取材してみても良いのですが、その人のことをロクに知らないで名前だけで飛びつくのもどうかと思うので、僕の中での熟成期間みたいなものもあったりします。

「あっ今この人に話を聞きたい」って思う瞬間ってあるので、それがパンと弾けるのを待っている感じですね。

でも今年って(来年もかもしれないけど)歴史的にもすごくイレギュラーな年だと思うので、この時代をアーカイブしたいなあとは考えていて、インタビューも僕以外の方に取材をお願いしているのが1件あるので、そのうち出るでしょう(今年じゃないかもしれない)。

これについてはFacebookなんかで取材を受けて頂ける人を募集したのですが、反応がないですね。なかなか語りにくい時期ではあるので、仕方ないかなとは思います。

国内外問わずリクエストや取材依頼があれば検討しやすいですけどね。とはいえプレス向けの取材依頼(会見やるので会場に来て、みたいなやつ)はちょっと動けないので無理なんですけど。

ここまで書いて言い訳が多いなと思ったので、この後ちょっと依頼を投げてみます。動く動く。とにかく動く。やってみます。

もしお時間があればコラム・インタビューなどでまだチェックしていない記事がないか探してみてくださいね!

コラム・レポート - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

 

どうでもいいですが今日のBGMは高橋優さんの新作「PERSONALITY」です。いいよね高橋優さん。好きだわ。

サイト全体の構造の見直しをするかもしれません

 

こんにちは!Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。


先日お問い合わせがあって「そういえば」と気づいたのですが、Wind Band Pressの方針を変えたものの記事カテゴリやメニュー、サイト名の「情報サイト」というのもそのままになってるな・・・ということで、近日中にサイト全体の構造の見直しを検討しています。

Wind Band Pressの新しい方針や広告収益をなくしたことなど、これまでブログで色々書いてきたので過去記事も読んでいただければと思うのですが、「収益を伴わないメディア」に移行していくなかで、記事にする情報の種類をかなり絞っています。

例えば今週出したこの記事にように、情報掲載依頼があれば今まで通りに検討してから記事にしています。

1950年60年代の吹奏楽の名曲を5曲演奏!筑波研究学園都市吹奏楽団第34回定期演奏会(2020/11/22:つくば市ノバホール)

 

ですが情報によっては、別にWind Band Pressに掲載しなくてもSNSで勝手に広まっているだろうしなあ、という情報も多いですし、Wind Band Pressは事前に掲載のために許諾を得て記事にしていますが、許諾を得ないで「キュレーションメディア」のようなことをやっているSNSアカウントもあるので、もうそういうのはそういう人に任せようかなあ、と思う次第です。

なので見た目からカテゴリメニューから一新したほうが良さそうだな・・・と考えています。

今週のようなインタビュー記事は継続して出していきたいですし、裏でも新企画が色々と動いていますが、基本的にはこちらで企画して記事を作っていく、というスタンスになっています。

「作曲家は意外に賑やかでカラフルな景色を見ている」インタビュー:作曲家 井澗昌樹さん

 


テレビやラジオについては各局のSNSアカウントなどをフォローしておいて頂くと裏話なんかも見れるかもしれないしそちらのほうが面白いかもしれませんね。CDや楽譜のリリースなんかも同じです。

CDレビューなんかは最近はWBP Plus!の方で先にやっていてWind Band Pressに転載するのを忘れているものもあるので、なるべくWind Band Pressにも出すように調整しようかと思います(なかにはどうにも合わなくてレビュー書けないものもあります)。

なので基本的には読み物サイトになっていきます。

海外の情報もサイト巡回が必要なものが多いのでほとんど出していないのですが、別の企画を考えています。ただ、状況が状況ですからね(コロナね)。なかなか難しいところがあって。リモート合奏みたいなことは国内外問わず結構たくさんやられているみたいなんですが、それを記事にしたところで、じゃけなんなん、というところもあってですね。

初期の頃にたくさん記事にしたような海外の情報は海外の情報でカテゴリをまとめるのか、といえばそういうつもりもないので、カテゴリのアレンジも課題としてあります。

過去記事はほとんど検索エンジン経由でのアクセスなのでそこまで気にしなくても(細かく分けなくても)いいかなという気もしますが、そういったことを近日中に考えていきますので、ある日突然見た目がバンと変わるかもしれません。

ちなみにですが、PVもUUも、情報絞ってメディア寄りにし始めてから数値が上がってきてます。あんなにPVとUUを気にして必死で記事量産してもアクセス上がらなかったのに、不思議ですよね。広告が表示されなくなったのもあるかもしれないですけど。

無収益サイトということで、ビジネス面では他の事業への誘導や認知向上がメインになってくるので「Wind Band Pressに載りたい!」みたいなブランド認知になるように調整していきたいところですね。

ここでしか読めない記事、企画、という純粋に「やりたいこと」と、他の事業への展開などの「生活するために必要なこと」をうまくバランス取らないといけないな、というところですが、Wind Band Pressに使う時間を選択集中させることで濃いサイトにしていきたいと思っています。

今後とも(もし急にサイト構造が変わっても)ご愛顧頂ければ幸いです。

今週は久々に記事が多いのでチェックしてみてくださいね。

https://windbandpress.net

 

Wind Band Pressの新しいコンセプトについて考える

 

こんにちは!Wind Band Press編集長/ONSAの梅本です。

Wind Band Pressの方針を変えています、というのはちょくちょく言ってきたのと、サイトを見れば出す記事の種類もだいぶ変わってきているので「何か変えてるのかな」というのは伝わっているかも知れませんが、実はかなり雑だったので、この機会に新しいコンセプトについて考えてみました。

もともとのコンセプト(というほどのものでもないんですけど)は、とにかく「色んな情報に触れて欲しい」「邦人作曲家ばかりじゃ嫌だ」「コンクールだけじゃ嫌だ」とかそんな感じの想いが根っこにありました。

まあそのあたりはあまり変わらないのですが、最近はSNSで手軽に情報まとめてくれる人も多いので、「情報サイト」っていうのはもうお役御免かしらね、という感じになっているのが正直なところです。

そこで情報サイトからメディア寄りに切り替えていこうとしているのですが、具体的な行動指針がなかったのでまだ自分の中で時間的なリソースの配分も含めて仕組みが出来ていません。

こういうのはとことん考えないとダメだな~と感じる昨今です。

以前は「こういうことがしたい」と長々と書いていたのですが、新しいコンセプトはシンプルに

・ここでしか読めない情報を提供する
・新しい世界を知る入り口を提供する

に絞りました。2つは個別のものではなくセットですね。

絞ることでやることが見えてくるので、またタスクを考えていくのですが、特に最近は海外の情報を全然出してなかったので、海外のインタビューを増やしたり、とかそういう感じになっていきますよね。

日本の情報は結構色々とTwitterなんかでも手に入るのでひとまず置いておいて、日本も海外も含めて企画を考えて取材などの依頼をしていくのが主なタスクになるかと思います。

基本的にWind Band Pressは走りながら改善する、というスタンスなので「これ!」っていう決まりがないんですよね。

もちろん演奏会の情報はあれば掲載しますし、最近は配信ありの演奏会も多いので地域が限定されることも減っていますから、そういった情報は情報として希望があれば掲載して、もう少し尖らせようかなと言う感じです(攻撃的というわけではないですよ)。

コラムとインタビューが柱になるかなというところです。

毎日更新!が目的のころもありましたが、そんなのは目的と手段を間違えている典型的な失敗で、毎日更新すること自体はどうでも良かったりするんですよね。

それよりも週に記事が1本でもいいからその記事から「新しいことを知れた」という体験を創出したいです。

そのためにどうするか、というのはまた別途考えどころなのですが(今のままのメールインタビューだと深追い仕切れないな、とか)、そもそも収益を完全に放棄したサイトになっているので、そこまでガツガツ更新する理由もないというか、もう少しじっくりと取り組んでもいいのかなという気もしています。

具体的なことについては本当に今こそ考えどころですね。

また休みの間にでもじっくりと考えてみたいと思います。

連載企画の案(あくまでも案)なんかもあるので、近々それを書けそうな方にご相談してみようかな、とか考えています。

連載陣へのカンパが出来るリンクとか付ければ書いてくれる人も増えるかなあ・・・とかそんなことも考えていますが、色々と業界が盛り上がるような企画を考えていきたいなと思います。

引き続きご愛顧のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。